瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

祖母の蔵書(50)池波正太郎⑤

・文春文庫『鬼平犯科帳
 2022年8月5日付(18)に取り上げた(四)までの4冊の続きは、応接間の隅の簞笥の中に収まっていた。
142―9(五)1978年5月25日 第1刷・1979年12月15日 第3刷・定価 300円・286頁

142―12(六)1978年12月25日 第1刷・1981年6月5日 第5刷・定価 300円・282頁142―19(七)1980年2月25日 第1刷・定価320円・299頁142―21(八)1980年10月25日 第1刷・1981年6月15日 第3刷・定価 320円・281頁142―22(九)1981年3月25日 第1刷・1981年4月15日 第2刷・定価 340円・295頁142―26(十)1981年11月25日 第1刷・1982年9月30日 第3刷・定価 340円・297頁142―27(十一)1982年5月25日 第1刷・定価 360円・315頁142―30(十二)1983年1月25日 第1刷・定価 360円・333頁142―32(十三)1984年3月25日 第1刷・定価340円・279頁 これ以降もあるかどうか分からない。以前見付けた4冊と合わせて以上13冊は新古書店が取ってくれないのでそのまま手許に止めてある。
 しかし以下の2冊と新装版は、昨日取り上げた新装版とともにもう処分してしまった。本当に幾らにもならなかった。書棚には買取価格の10倍以上の値で並んでいるので少々複雑な気分だったが、まぁ仕方がない。
い 4 47(二十二)特別長篇 迷路 1992年1月10日 第1刷・1994年5月20日 第9刷・定価437円・353頁い 4 48(二十三)特別長篇 炎の色 1993年2月10日 第1刷・1994年4月10日 第5刷・定価388円・270頁・文春文庫『鬼平犯科帳』新装版
 昨日見た新装版のほぼ揃いよりも早くに購入した7冊が、上記9冊と一緒になっていた。うち2007年1~2月に増刷された5冊には、昨日見た新装版(三)(五)に掛かっていたのと同じ帯が掛かっている。しかし全く同じではなく背表紙側の最下部をドーム型に切除して、下のカバー背表紙最下部の定価+税額が見えるようになっている。昨日見た2冊はここは黄色地の余白になっていた。昨日見た2冊は2009年11~12月で、この間にこの親切(?)な処置を止めたことになる。なお、カバー裏表紙のISBNコードやCコードはいづれOCR~Bである。
 この帯のない「新装版第1刷」の2冊は、カバー裏表紙の「鬼平犯科帳新装版(二十)」の如くになっていて、後の刷では括弧は全角分あるのがごく狭く、巻数の数字も横長になっている。当初はこのような断りを入れて、まだ棚に並んでいた旧来の装幀の物と区別出来るようにしていたようだ。
い 4 65(十四)2000年9月1日 新装版第1刷・2007年2月5日    第9刷・定価514円・303頁い 4 66(十五)特別長篇 雲竜剣 2000年10月10日 新装版第1刷・2007年1月5日    第9刷・定価543円・363頁い 4 67(十六)2000年10月10日 新装版第1刷・2007年2月5日    第9刷・定価514円・311頁い 4 68(十七)特別長篇 鬼火 2000年11月10日 新装版第1刷・2007年2月5日    第9刷・定価514円・337頁い 4 71(二十)2000年12月10日 新装版第1刷・定価476・303頁い 4 72(二十一)2001年1月10日 新装版第1刷・2007年2月15日    第8刷・定価476円・284頁い 4 75(二十四)特別長篇 誘拐 2001年2月10日 新装版第1刷・定価400円・205頁 今後見付かったら、冊数によってはここに追加することとする。(以下続稿)