瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

祖母の蔵書(18)池波正太郎①

・文春文庫『鬼平犯科帳*1
142―1(一)1974年12月25日 第1刷・1980年12月1日 第10刷・定価 320円・301頁

142―2(二)1975年4月25日 第1刷・1978年11月30日 第5刷・¥320・302頁142―3(三)1975年7月25日 第1刷・1981年1月20日 第8刷・定価 320円・301頁142―4(四)1976年11月25日 第1刷・1980年12月1日 第7刷・定価 340円・317頁 祖母の初版(一)は表示されたものと、絵と文字の配置は同じだが色合いが異なる。祖母の物は黄色地で版画は灰色。
 祖母の初版(四)も同様で、ごく淡い水色の地色は同じだが、版画はベージュ色もしくはクリーム色に見える。
 なお「新装版」を経て現行の「決定版」の装幀がこれに近い。うち決定版『4』が、初版(二)と同じ絵を使っている。 祖母の初版(二)は提灯や建物は灰色、そして雪など地色の箇所が淡い桃色で文字の配置もほぼ同じ、数字がやや小さく「2」そして右下に縦に「文春文庫」。
い 4 41(十八)1989年9月10日 第1刷・1993年11月5日 第11刷・定価388円・252頁い 4 44(十九)1990年10月10日 第1刷・1993年9月25日 第8刷・定価408円・312頁い 4 49(二十四)特別長篇 誘拐 1994年1月10日 第1刷・定価388円・216頁※「今月の新刊」帯あり「鬼平、ついに最終巻永遠に未完となった長篇「誘拐」ほか二篇」。
・文春文庫『鬼平犯科帳』新装版
い 4 64(十三)2000年9月1日 新装版第1刷・2008年11月25日    第11刷・定価514円・290頁い 4 65(十四)2000年9月1日 新装版第1刷・2009年12月5日    第12刷・定価543円・303頁い 4 66(十五)特別長篇 雲竜剣 2000年10月10日 新装版第1刷・2009年10月15日    第12刷・定価581円・363頁い 4 69(十八)2000年11月10日 新装版第1刷・2006年1月15日    第7刷・定価476円・261頁※ 帯あり、表紙側「あの鬼平が/帰ってくる!/『鬼平犯科帳スペシャル~一本眉~』/主演 : 中村吉右衛門/4月6日(金)午後9:00~ フジテレビ系放映/文春文庫」裏表紙側「文春文庫 鬼平の世界」。本書のための帯ではないようだ。 TVドラマ放映は2007年4月6日。
 私の父の書棚には司馬遼太郎はそこそこあったように記憶するが、池波正太郎は見た記憶がない。TVドラマの『鬼平犯科帳』も見ていなかった。そのため、実家を出てからも見ようと云う発想が湧かなかったのである。(以下続稿)

*1:2023年5月18日追記2023年5月18日付(50)に(四)~(十三)を書影とともに示したついでに(二)(三)の書影を追加した。よって元の文章と齟齬が生じてしまったことをお断りして置く。