瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

祖母の蔵書(107)大佛次郎③

 朝日新聞社から出ていた、同じ体裁(四六判上製本、ビニールカバー。函入、函にパラフィン紙と帯)の大佛次郎の「全集」と「選集」を纏めて置こう。
 これも寝間の本棚と仏間の硝子棚とに分散して収まっていた。
・『大佛次郎自選集 現代小説
『第三巻 真夏の夜の夢全十巻・第七回配本 昭和四十八年四月十日発行・一四〇〇円・567頁
※ ビニールカバー、パラフィン紙、帯欠。
大佛次郎自選集 現代小説/付録月報 No.7」4/1973 B6判(B5判二ツ折)8頁。裏表紙見返し左上隅に書店票「無名書房/𠮷祥寺電0422(22)8003」貼付、「東京古書組合」HPの「特集」2020.06.16「書店票にみる東京の古書店」に載るものに同じか。
・『大佛次郎時代小説全集』
 自選集は段組なしだったがこちらは2段組。
『第六巻 照る日曇る日』第二十一回配本 昭和五十一年十一月十日発行・二五〇〇円・466頁
※ ビニールカバー、パラフィン紙存、帯欠。
『第九巻 ごろつき船』第二十二回配本 昭和五十一年十二月十日発行・二六〇〇円・496頁
※ ビニールカバー、パラフィン紙、帯存。
『第十巻 からす組』第十五回配本 昭和五十一年五月十日発行・二六〇〇円・493頁
※ ビニールカバー欠、パラフィン紙、帯存。
『第十三巻 霧  笛』第八回配本 昭和五十年十月十日発行・二五〇〇円・442頁
※ ビニールカバー欠、パラフィン紙、帯存。
大佛次郎時代小説全集 付録月報 8」10/1975 B6判(B5判二ツ折)4頁。ゴシック体以下は小さく横並び。
『第十四巻 安政の大獄第五回配本 昭和五十年七月十日発行・二五〇〇円・446頁
※ ビニールカバー、帯存、パラフィン紙欠。
『第十五巻 水戸黄門第十四回配本 昭和五十一年四月十日発行・二五〇〇円・452頁
※ ビニールカバー、パラフィン紙、帯欠。
 裏表紙見返し左上隅「MUSASHINO/さかえ書房/TEL(武)22-2252」の書店票貼付。上記「書店票にみる東京の古書店」に「さかえ書房」の書店票、同文で2種挙がるがそのどちらかまでは確認出来ていない。
『第十七巻 逢魔の辻』第十二回配本 昭和五十一年二月十日発行・二五〇〇円・457頁
※ ビニールカバー、パラフィン紙、帯存。
大佛次郎時代小説全集 付録月報12」2/1976 B6判(B5判二ツ折)4頁
 裏表紙見返し左上隅「MUSASHINO/さかえ書房/TEL(武)22-2252」の書店票貼付。
『第十九巻 薩摩飛脚』第十一回配本 昭和五十一年一月十日発行・二四〇〇円・398頁
※ ビニールカバー存、パラフィン紙、帯欠。
 奥付裏の白紙の頁、右上隅に鉛筆で書入れ「1,900」。
『第二十巻 浅 妻 舟』第十七回配本 昭和五十一年七月十日発行・二四〇〇円・406頁
※ ビニールカバー欠、パラフィン紙、帯存。
 裏表紙見返し左上隅「MUSASHINO/さかえ書房/TEL(武)22-2252」の書店票貼付。
『第二十一巻 桜  子』第十三回配本 昭和五十一年三月十日発行・二四〇〇円・418頁
※ ビニールカバー、帯存、パラフィン紙欠。
『第二十二巻 月 の 人』第十九回配本 昭和五十一年九月十日発行・二五〇〇円・433頁
※ ビニールカバー、パラフィン紙、帯欠。
『第二十四巻 初期作品』全二十四巻・最終回配本 昭和五十二年二月十日発行・二五〇〇円・450頁
※ ビニールカバー、帯存、パラフィン紙は表紙側欠。
大佛次郎時代小説全集 付録月報24」2/1977 B6判(B5判二ツ折)4頁
出版だより1977(16.5×24.5cmを巻三つ折)外側は群青色、内側は茶色で印刷。
 何故か「朝日ソノラマ編集部」の葉書挟まる。切手貼付欄「20円切手を/ はって / ください」。
 以上は寝間の本棚、仏間の硝子棚の、その中でも分散して収まっていて、今となってはどれが何処にあったか覚えてないが、次の1冊は寝間の本棚の、硝子扉の中に収まっていた。
・『大佛次郎戯曲全集 全一巻昭和五十二年五月三十日発行・二八〇〇円・439頁
※ ビニールカバー、パラフィン紙存、帯は表紙側折返し・裏表紙側と裏表紙側折返しが存して表紙側と背表紙側を欠いている。*1
 本体や函の背には「戦国の人々」を標題の如くに示すが奥付にはない。
 以上同じ体裁で14冊、もうないと思うがもしあったらここに追加することとしよう。(以下続稿)

*1:この行、7月21日に補う。――確認した記憶はあるのに何故かメモしていなかった。