瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

祖母の蔵書(164)大佛次郎④

 『大佛次郎時代小説全集』は全24巻のうち半分の12巻を持っていたが『大佛次郎自選集 現代小説』は1冊しかなかった。
 但し『大佛次郎時代小説全集』も『鞍馬天狗』に充てられている最初の4巻は買っていない。どうも『鞍馬天狗』以外の時代小説を余り読んでいなかったので、この『大佛次郎時代小説全集』をある程度集めることになったらしいのである。
 そして『現代小説』だが、こちらは文庫本を買って読んでいたから改めて『大佛次郎自選集』を買う必要を感じなかったものらしい。
新潮文庫862『旅路』昭和 三 十 年 六 月三 十 日 發  行・昭和三十九年 四 月 三十 日  十八 刷・定價160圓・新潮社・497頁
 パラフィン紙や帯はない。
新潮文庫1239『風船』昭和三十三年十二月三十一日 發行・昭和三十九年 二 月 十 日 七刷・定價150圓・新潮社・443頁

 パラフィン紙や帯はない。
・角川文庫452『宗方姉妹』昭和二十七年 五 月三十日 初 版 發 行・昭和三十九年十一月三十日 二十六版發行・定價百四拾圓・角川書店・354頁 パラフィン紙や帯はない。
 以上3冊は居間の隅の簞笥の上から8段めに入っていた。

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 以上は7月17日付(107)の続きとして7月18日にメモしたのだが、もう少し足してから投稿しようと思ってそのままになっていた。3冊とも古びており古本屋は採ってくれそうにないので、祖母宅に残して来たはずである。それはともかく、まだ準備が整わないので足すのは後回しにして、取り敢えず投稿して置く。(以下続稿)