瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

祖母の蔵書(186)江國滋

・『日本語八ツ当り』
 単行本は仏間の硝子棚、文庫版は寝間の本棚にあったと思う。
①単行本(一九八九年八月一五日 印刷・一九八九年八月二〇日 発行・定価971円・新潮社・208頁)

※ 帯あり、書影に同じ
※ 巻四つ折のチラシ「新潮社新刊案内」挟まる。
※「『日本語八ツ当り』愛読者カード」挟まる。「料金受取人払牛込局承認  1 9 9 ]差出有効期間平成3年  1月31日まで
新潮文庫4997/え-6-3(平成 五 年 一 月二十五日 発  行・平成 五 年 四 月 十 日 三  刷・定価350円・新潮社・230頁) 異同は222~230頁、小沢昭一「解   説」の追加。

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 2023年8月3日にここまで書いてそのままになっていたが、江國氏の本は既に2022年9月6日付(041)の「俳句・俳諧②」に2冊紹介していた。このままあちこちに分散させて投稿しても良いかと思ったのだが、5冊あるので1つの記事にして置くべきと考え直した。よって2022年9月6日付(041)から次の2冊を移した。
朝日文庫
[え]1-3 江國滋『滋酔郎俳句館』1989年1月20日 第1刷発行・定価480円・272頁

※ 帯あり「最新刊」
[え]1-5 江國滋『俳句旅行のすすめ』1999年8月1日 第1刷発行・定価640円・285頁※ 帯あり「最新刊」書影に同じ。

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 『俳句旅行のすすめ』の帯について「書影に同じ」としているが、現在の Amazon の書影には帯がない。――こうなると誤記したのか、それとも書影が差し替えられたのか、少々不安になってくる。しかし祖母の蔵書の書影を1冊1冊取っている暇も(今は可能だけれども)なかったから、仕方がない。とにかく確かめようがないので、そのままにして置く。いや、家人の母が俳句をやっているので、形見として送った中に混ざっていたかも知れない。だとすると今からでも確かめられなくはない。
 次の吟行の紀行は、2023年6月9日に「俳句・俳諧③」としてメモしていた。これも纏めて置こう。「俳句・俳諧②」に入れなかったのは文庫本でなかったからで、このメモを取った頃は「俳句・俳諧②」に入れた上記2冊はそのままにして置くつもりだった。江國氏だけで記事にしようと思っていなかったのである。
江國滋『スイス吟行 旅券は俳句一九九三年一二月二〇日 発行・定価1359円・新潮社・243頁・四六判上製本

※ 帯あり、書影に同じだけれども、Amazon の書影は夕陽を浴びたような色合いになっている。実物はもっと明るい色である。

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 もうないと思うが何処かに紛れているかも知れない。もし見付かったらここに追加して置こう。(以下続稿)

祖母の蔵書(185)男性小説家拾遺

 とにかく入力して処分してしまわないといけないので2023年6月8日に「祖母の蔵書()寝間の硝子棚の男性小説家」等と云う曖昧な題で、幸田露伴半村良の2冊で下書きを拵えた。8月1日に井上靖の1冊を足したけれどもこれは10月10日に2023年8月25日付(145)に移している。当初の2冊も同じように何処か適当な記事に割り込ませてしまえれば良いのだが、どうも良い案が浮かばない。「明治生れの男性作家」でもないし、どうにも扱いに困っている。――祖母は推理小説・時代小説・歴史小説を好んでいたので、そこからあぶれてしまう、少数しか買っていない作家・ジャンルのものはどうにも纏めようがない。そこで仕方なくこの題で一括して置くことにした。大藪春彦重松清は別に独立した記事にしていたが1冊しかないのでここに纏めた*1森鷗外は持ち帰っていたものを入力。
幸田露伴
岩波文庫30-012-1『五重塔1927年7月10日 第1刷発行・1994年12月16日 第88刷改版発行・1999年6月15日 第97刷発行・定価360円・岩波書店・125頁

半村良
・中公文庫 は 23 3『たそがれ酒場』1996年12月3日印刷・1996年12月18日発行・定価680円・中央公論社・392頁※ 帯あり「今月の新刊」書影に同じ
 幸田露伴森鷗外夏目漱石と「幕末生れの作家」として纏めてしまえば良かったのだが「夏目漱石」だけ記事にして、しかし関連本1冊だけしか未だ挙げていない。
大藪春彦2022年8月8日
光文社文庫《伊達邦彦全集》
お 1-21 ①『野獣死すべし1997年1月20日 初版1刷発行・定価590円・363頁重松清2022年9月6日
・文春文庫 し 38 3『トワイライト』2005年12月10日 第1刷・2008年7月15日 第6刷・定価629円・文藝春秋・451頁※ 帯あり「文春文庫 秋の100冊フェア」裏表紙側折返しの下左にゴシック体横組みで小さく「秋の100冊フェア2008」とあって、本書のための帯ではなくフェア共通の帯。
森鷗外
 クローゼット左側1段めより。
旺文社文庫1-4渋江抽斎 他二編1968年11月30日 初版発行・1983年     重版発行・定価340円・371頁
 この纏め方で良いか、どうも落ち着かないが、とにかく目に付くところに置いておかないと忘れてしまいそうなので、差当りこのまま投稿することとする。(以下続稿)

*1:メモし忘れているが、大藪氏の本は寝間の鏡台の近くに、重松氏の本は寝間の本棚にあったように思う。