瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

塩嘗地蔵(012)

・大貫昭彦の本(発行所 有楽出版社/発売所 実業之日本社)A5判・縦書き。
 『鎌倉 路地小路かくれ道』(2010年12月25日初版発行・定価1,600円・183頁)に塩嘗地蔵が見える。

鎌倉 路地小路かくれ道

鎌倉 路地小路かくれ道

 巻頭の32頁がカラー。本文に27の「路地小路かくれ道」コースが、地域別に紹介されている。光触寺は「二階堂」の章(131〜156頁)の「四」節「栄枯盛衰の跡を訪ねる 十二所の道」(150〜155頁)に取り上げられており、154頁(「光触寺道」)に塩嘗地蔵は以下のように見える。

……。本堂の前には、塩嘗地蔵を納めた小さな堂がある。金沢の塩田から峠を越えてきた人たちが、商売の繁盛を祈った地蔵尊だ。元はバス停のそばにあったらしい。*1

  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *

 なお、カバー裏表紙折返しに「大貫昭彦が案内する/鎌倉歩きの本/好評発売中」として、以下の3種の書影が載る。

鎌倉12ヵ月の花歩き

鎌倉12ヵ月の花歩き

鎌倉 もののふと伝説の道を歩く

鎌倉 もののふと伝説の道を歩く

鎌倉 歴史とふしぎを歩く

鎌倉 歴史とふしぎを歩く

 このうち『鎌倉 もののふと伝説の道を歩く』(2005年7月10日初版発行・定価1,600円・175頁)を見た。7章に分けて、一 古代の鎌倉――源義家・二 鎌倉の夜明け――源頼朝・三 鎌倉の光と影――源義経・四 繁栄の鎌倉――北条時頼・五 落日の鎌倉――新田義貞・六 鎌倉の最期――北条高時・七 鎌倉の残照――足利尊氏、と7人の武将に因んだコースが紹介されている。光触寺や朝比奈切通しはルートに入っていないので、塩嘗地蔵の記述はない。未見の2種については追って補うつもり。

*1:ルビ「しおなめ」。太字はゴシック体ではなく明朝体の強調。