瑣事加減

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塩嘗地蔵(031)

・SEIBIDO MOOK(成美堂出版編集部 編集・成美堂出版)23.5×18.2cm、オールカラー。

日帰り・一泊週末を楽しむ鎌倉散歩―花と古社寺を巡るベスト散策コース (Seibido mook)

日帰り・一泊週末を楽しむ鎌倉散歩―花と古社寺を巡るベスト散策コース (Seibido mook)

日帰り・一泊週末を楽しむ鎌倉散歩 (’04-’05年版) (Seibido mook)

日帰り・一泊週末を楽しむ鎌倉散歩 (’04-’05年版) (Seibido mook)

日帰り・一泊週末を楽しむ鎌倉散歩 (’05-’06年版) (Seibido mook)

日帰り・一泊週末を楽しむ鎌倉散歩 (’05-’06年版) (Seibido mook)

日帰り・一泊週末を楽しむ鎌倉散歩 (’06-’07年版) (Seibido mook)

日帰り・一泊週末を楽しむ鎌倉散歩 (’06-’07年版) (Seibido mook)

日帰り・一泊週末を楽しむ鎌倉散歩 ’07ー’08年版 (SEIBIDO MOOK)

日帰り・一泊週末を楽しむ鎌倉散歩 ’07ー’08年版 (SEIBIDO MOOK)

週末をゆったり楽しむ鎌倉散歩 (SEIBIDO MOOK)

週末をゆったり楽しむ鎌倉散歩 (SEIBIDO MOOK)

週末を楽しむ鎌倉散歩 2010年版 (SEIBIDO MOOK)

週末を楽しむ鎌倉散歩 2010年版 (SEIBIDO MOOK)

週末を楽しむ鎌倉散歩 2011年版(SEIBIDO MOOK)

週末を楽しむ鎌倉散歩 2011年版(SEIBIDO MOOK)

 私が見たのは2010年版とその1つ前の版の2つである。
 『週末をゆったり楽しむ 鎌倉さんぽ』2008年3月25日発行・定価1000円・143頁。
 『週末を楽しむ 鎌倉散歩 2010年版』2009年4月1日発行・定価1000円・143頁。
 縦書き(右開き)だが横書きの記事も多い。前者は表紙に「訪れるたび新しい発見/厳選27コース」とあるが、後者は「歴史を感じる/自然と親しむ/20コース」とあり、かなり違っているようである。目次やINDEXを比較するに、かなり出入りがあるようである。細かい比較をすると1回では終わらないので、光触寺に関連するところのみに止める。
 前者(2008年刊)では散歩コースには入っておらず、36〜37頁見開き「ひっそりたたずむ/素朴な寺社をご紹介」として15の寺と5つの神社が4行の説明文と並べてあるが、その8番め(36頁)が「不思議な仏像が伝わる寺/光触寺」で、説明文の4行めに「地蔵堂には塩嘗地蔵が祀られている。」とある。ちなみに7番めは浄妙寺の鎮守熊野神社、9番めは十二所神社である。
 後者では90〜97頁のに「里山の自然と歴史を歩く。」として、「天園ハイキングコース/葛原ヶ岡・裏大仏ハイキングコース/祇園山ハイキングコース/朝比奈ハイキングコース/衣張山ハイキングコース/巡礼古道ハイキングコース」の6コースが紹介されている(初めの2コースは見開き、残りの4コースは各1頁)、95頁「朝比奈ハイキングコース」に見える。
 このうち、「天園ハイキングコース/葛原ヶ岡・裏大仏ハイキングコース/朝比奈ハイキングコース」の3コースは、6月30日付(04)で紹介した『鎌倉 湘南(大人の街歩き⑥)』82〜86頁「かまくら里山歩き。」の「天園・源氏山・朝比奈」に同じ、説明文やコースのポイントに若干の異同がある。
 本書の「朝比奈ハイキングコース」には、まずコース説明文に「十二所バス停で降り、橋を渡ると光触寺。不思議な伝説を持つ頬焼阿弥陀と塩嘗地蔵で知られる寺だ。庭園の花も美しい。……」とあり、コース説明文にも「……。不思議な伝説を持つ頬焼阿弥陀と塩嘗地蔵で知られる寺だ。……」とあって、*1本尊と並び称されているのだが、光触寺の紹介枠にも、まず「頬焼阿弥陀と塩嘗地蔵/2つの不思議な話がある」とあって、続く5行の説明文のうち初めの3行半は本尊の頬焼阿弥陀で、最後に「……、供物の塩/を嘗めたという塩嘗地蔵がある。」と見える。
 なお、前者(2008年刊)にも90〜94頁「豊かな緑と絶景と。/鎌倉の山路を楽しむ」として、「天園ハイキングコース/葛原ヶ岡・裏大仏ハイキングコース/祇園山ハイキングコース」の3コースが後者(2010年版)と同じ頁に見えている。地図や説明は、後者よりも前者の方がやや詳しい。

*1:【9月10日追記】一旦投稿した後、6月30日付(04)と調整して加筆した際に、もとの文を削除し忘れてそのままになっていた。今日9月10日付(041)投稿に際して気付いたので、ここに訂正して置きます。