瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

夏目漱石『彼岸過迄』の文庫本(1)

岩波文庫31-010-9
①1939年11月29日第1刷発行
②1968年6月16日第26刷改版発行(340頁)
・1986年8月20日第44刷発行・定価300円

彼岸過迄 (岩波文庫)

彼岸過迄 (岩波文庫)

③1990年4月16日第47刷改版発行(352頁)
・2006年5月25日第59刷発行・定価500円
 仮に①②③と番号を附して見たが、改版数を確定させた訳ではない。
 第44刷、カバーなし。1頁(頁付なし)扉、3頁「目次」、5頁(頁付なし)中扉でルビ付の標題、7頁から本文、332頁まで。1頁17行、1行43字。332頁の左に〔本書は昭和十四年発行の岩波文庫版を底本とし、岩波書店/編集部においてこれを現代表記に改めたものである。〕とある。333〜340頁「昭和十四年十一月十日」付の小宮豊隆「解説」。奥付、「読書子に寄す」、「'86.5現在在庫 B-1(〜3、A-1〜3、G-1〜2)」「岩波文庫の最新刊」の「1986.6.」と「1986.7.」。
 第59刷、カバー表紙折返し、上部に「彼岸過迄*1」紹介文、右下に小さく「カバー = 杉 松 欅」そして左下の壺印のマークはなくなっている。カバー裏表紙折返し、雑誌「図書」の広告。1頁(頁付なし)扉、3頁「目次」、5頁(頁付なし)中扉、7頁から本文、322頁まで。1頁18行、1行40字。323〜341頁「注」末尾に(石崎 等)とある。漢数字で頁、算用数字で行を示して後、語を挙げ説明、1頁19行、1行45字、208項目。343〜352頁、石崎等「解説」、頁付があるのは352頁まで、その次の頁に〔編集付記〕があり「岩波文庫(緑帯)の表記について」。1頁白紙があって、奥付。裏が「読書子に寄す」。最後に「'05.9.現在在庫 B-1(〜5、D-1〜3、E-1〜2、G-1)」と「岩波文庫の最新刊」の「2006.5.」。(以下続稿)

*1:ルビ「ひがんすぎまで」。