瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

松本清張『潜在光景』(1)

角川ホラー文庫9413
恐怖短編集 潜在光景』平成6年10月10日初版発行・定価505円・角川書店・270頁
 扉にのみ「恐怖短編集」の前後に「―」がある。カバー表紙・背表紙・裏表紙折返し、奥付と広告には「―」はない。
・角川文庫13546

潜在光景 (角川文庫)

潜在光景 (角川文庫)

【初版】平成十六年十月二十五日初版発行(221頁)定価476円*1
【再版】平成十七年五月五日再版発行・定価476円
【三版】平成十七年十二月十日三版発行・定価476円*2
【四版】平成十八年八月三十日四版発行・定価476円
【六版】平成二十五年五月十五日六版発行・定価476円*3
 普通の角川文庫で「恐怖短編集」の副題もなくなっている。
 この表紙は2012年9月7日付「松本清張『聞かなかった場所』(1)」に貼った角川文庫13545『聞かなかった場所』に似ているが、番号が1番違いであることからも察せられるように同じ日の刊行で、2012年9月8日付「松本清張『聞かなかった場所』(2)」で確認した、カバー表紙折返し・裏表紙折返しは一致している。背表紙も著者名の上の「|1-32|Y476|」と標題が異なるのみ。
 再版と四版のカバーは一致、本体も奥付のそれぞれの発行日と発行者、製本所が「コオトブックライン」→「BBC」となっているだけである*4
 以下、角川ホラー文庫と角川文庫の比較をしてみる。(以下続稿)

*1:2月24日追加。

*2:11月11日追加。

*3:2017年6月20日追加。

*4:2月24日追記】初版を再版と比較するにカバーは一致、奥付も再版発行の1行を抜いただけである。【11月11日追記】他の版と並べていないが、三版の異同は、その発行年月日と「製本所――BBC」のみであろう。【2017年7月17日追記】初版と三版を並べてみた。カバーは一致、奥付の異同は右記の通りで「三版発行」の年月日の追加と、製本所のみ。――六版はカバーや奥付などかなり異なっているので別にメモするつもり。