瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

鳥山喜一『黄河の水』(08)

・角川文庫155(8)
 改訂版十二版の奥付、7.1×5.0cmの角の繋がっていない単郭の右上に改版発行/十五版発行/改訂版十二版発行の年月日が並び、その下に「定価九拾円」とある。中央上部に横組みで「角 川 文 庫」とあり1行分空けて「改訂版支那小史 黄河の水」その下に「角川/書店」の印。下部に「著作者  鳥 山 喜 一/発行者  角 川 源 義/印刷者  橋 本 伝 四 郎」が縦組みで並び、著作者にルビ「とりやまきいち」、印刷者の左脇に住所(郵便番号はなし)、その左に4.8cmの縦線があり、「発行所 〈東京都千代田区富士見町二ノ七/振 替 東 京 一 九 五 二 〇 八〉 〈株式/会社〉角川書店*1」。振替番号の最後の数字の左から「電話東京(265)七一一一(大代表)」265は横並び、漢数字は半角。匡郭外に、左辺の下寄りに「落丁・乱丁本はお取替えいたします」、下辺の下に「Printed in Japan  新興印刷・本間製本」。
 改版八版の奥付、6.7×4.6cmの角の繋がっていない単郭の右上に改版初版発行/改版八版発行の年月日が並び、その下に「定価は、カバーに/明記してあります」とある。中央上部に横組みで「角 川 文 庫黄河の水*2」その下に「角川/書店」の印。下部に「著作者  鳥 山 喜 一/発行者  角 川 源 義/印刷者  村 沢 達 弘」が縦組みで並び、著作者にルビ「とりやまきいち」、印刷者の左脇に住所(郵便番号はなし)、その左に4.9cmの縦線があり、「発行所 〈東京都千代田区富士見二ノ十三/○一〇二 ○東京一九五二〇八〉 〈株式/会社〉角川書店*3」1つめの○の中に「郵」2つめの○の中に「振」。「株式会社」の割書の左から「電話東京(265)七一一一(大代表)」(265)は特注の活字で1字分、漢数字は半角。匡郭外に、左辺の下寄りに「落丁・乱丁本はお取替えいたします」、下辺の下に「Printed in Japan   旭印刷・多摩文庫/0122-307001-0946(1)」。
 改版二十二版と改版三十二版は角の繋がった単郭(11.7×7.6cm)*4の上部に子持枠(4.6×5.0cm)横組みで上部に標題、その下に著者名*5下部に翼と脚を広げ羽を銜えた鳳凰、その下に「角川文庫 155」漢字は丸ゴシック体。子持枠の下の縦組みの文字、改版三十二版は文字が一回り小さい。改版初版とそれぞれの版の発行日、発行者(兄)、発行所、住所「東京都千代田区富士見二―十三―三」は一致。電話は2行で〈編集部/営業部〉は同じだが市外局番の下が改版二十二版「二三八―」改版三十二版「三八一七―」で下4桁は一致。その次の行、郵便番号3桁と「振替東京③一九五二〇八」は一致。「印刷所――旭印刷」は一致、その下は改版二十二版「 製本所――文宝堂製本」改版三十二版「 製本所――千曲堂」。装幀者は一致。改版二十二版は「落丁・乱丁本はお取替えいたします。/定価はカバーに明記してあります。」半行分空けて右が上で横転して「Printed in Japan」、改版三十二版は「本書の無断複写・複製・転載を禁じます。/落丁・乱丁本はご面倒でも小社通信販売課宛にお送り/ください。送料は小社負担でお取り替えいたします。」半行分空けて1字下げ「定価はカバーに明記してあります。」、匡郭下辺の上右寄りに横組みで「©Printed in Japan」。匡郭下辺の下、右寄りに改版二十二版・改版三十二版ともに10桁のISBNコードとCコード、改版三十二版は左寄りに「と 6-1」。
 奥付の裏「角川文庫発刊に際して」、双郭で改訂版十二版10.9×7.2cm、改版八版10.9×7.3cm、改版三十二版11.2×7.4cm、改版二十二版は横幅が若干広い。
 目録、改訂版十二版は2頁あって1頁めは「角川文庫目録 思想・科学・芸術・其他(白帯)1965年9月」3段組で1段に17・16・17点、2頁めは「角川文庫目録 外国文学(赤帯)1965年9月」3段組で1段に17・17・5点。全て明朝体
 改版八版は4頁あって「角川文庫目録 思想・科学・芸術・其外(白帯)1975年10月」の(22)〜(24)の3頁、3段組で1段に21点、(24)頁は上段1点、中段14点、下段余白。もう1頁は表形式で上の枠(0.8×7.9cm)に横組みで「角川文庫 今月の新刊」その下は縦線(11.5cm)で7つに仕切られ、上から4.0cmのところで横線でさらに上下に分けられ、上の枠内にはそれぞれ中央に標題、右上に著者名、左下に分類番号が、1つめを例に挙げると「横溝正史/女が見ていた/緑三〇四―23」の如くに入る。下の枠は4行(1行35字)の紹介文、右下の頁付は(10)。文字は全て明朝体
 改版二十二版は4頁あって「角川文庫目録 思想・科学・芸術・其他(白帯)1985年8月」の(37)〜(38)の2頁、頁付は上部の小口側、3段組で1段に21点、(38)頁は上段19点、中段は「超自然の謎シリーズ」とあって3点、うち1つめの「変 身 の 原 理 桐 山 靖 雄」は改版八版の(24)頁中段9点めに「変 身 の 原 理 桐 山 靖 雄」と見えており、そう思ってみると改版八版にはシリーズ名はなかったが似たような書目が並んでいる。下段は余白。次いで12.0×8.2cmの匡郭の上部0.9cmのところを横線で仕切って横組みで「角川文庫 最新刊」、その下は仕切なしで10点、著者名、標題、2行(1行14字)の紹介文、最下部に「340/円」の定価、頁付は(49)(50)で下部の小口側。太字で示した2箇所はゴシック体、他は明朝体
 改版三十二版は6頁、1頁6点で11.3cmの縦線で区切られた上部に明朝体で大きく標題、ゴシック体で著者名、下部に明朝体で3行(1行10字)の簡単な紹介文、これらの上に飾りの付いた太字の見出しがあって1頁めはゴシック体で「ミステリー」、2〜6頁めは斜体で「角川文庫最新刊」。

*1:ルビ「かどかわしよてん」。

*2:ルビ「こうが・みず」。

*3:ルビ「かどかわしよてん」。

*4:改版三十二版は縦が若干短い。

*5:ルビ「とりやまきいち」。