・第2部(7)
帯の保存されている本を見ているので、メモして置く。
幅は5.7cm。いづれも表面は布目を刷り出してあり、表紙の左上から右下に掛けてぼんやりと白くなっている。また、背表紙に「山岸凉子 M」著者名はゴシック体、Mは版元のロゴで上下に小さく「MEDIA/FACTORY」とある。また裏表紙折返しの中央に縦組みで「[第2部]舞姫テレプシコーラ◆」とあり、[第2部]は「舞」の字の上に、その幅に収まる小ささの横並び、◆には数字が入る。
・『1』
長さ43.3cm。地色は暗い黄緑色。文字は特に断らない限り黒。
表紙には、右から中央に掛けて縦組みで、
とあって、これは12月24日付(09)に触れた広告にも使われている。呼び掛けは明朝体で大きく1行、ついで
千花を喪った悲しみを乗り越えて、/六花の新たな挑戦が始まる。*3
と『3』は2行、『4』は1行で添えられている。
ついで大きく明朝体で著者名、残りはゴシック体で大きく、
山岸凉子、
渾身の長編バレエ漫画、
待望の第2部、/いよいよ/スタート!
とある。
裏表紙側には、上部に楕円形の横長に黒くしてゴシック体白抜きで「第11回 手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作品」とあり、その下に明朝体縦組みで、
幼い頃から/バレエ教室を開く母のもと、/姉妹でバレエを習ってきた/篠原六花は、/姉の千花を喪った/悲しみを乗り越え、/高校1年生、/16歳になった。/届かなかった千花の夢を/胸に抱き、/六花の新たな挑戦が、/はじまる……。*4
とあって、これは9月12日付(06)に引用したカバー表紙折返しの紹介文に一致。
裏表紙折返しの標題は黒で数字は白抜き「1」。
・『3』
長さ43.7cm。地色は灰色。文字は特に断らない限り紫色。
表紙には、右から中央に掛けて縦組みで、
わたしなら/舞台で/倒れてでも/今日踊る!
ローザンヌ・コンクールが/スタートしたものの/体調を崩してしまう六花。*5/一方、ローラ・チャンは……。
とあって、ついで大きく明朝体で著者名、残りはゴシック体で大きく、
山岸凉子、
渾身の長編バレエ漫画、
大反響第2部/第3巻!
とある。
裏表紙側には、明朝体縦組みで、
篠原六花は、姉の千花を/喪った悲しみを乗り越え、/プロのバレリーナの/登竜門でもある/ローザンヌ国際/バレエコンクール本選への/出場を果たす。/しかし、風邪の症状に/おちいってしまう六花。/一方、ローラ・チャンは、/圧倒的な身体能力の高さを/示して注目を浴びる……。*6
とあって、これは9月12日付(06)に引用したカバー表紙折返しの紹介文を少し簡略にしたものとなっている。
裏表紙折返しの標題は白抜きで数字は灰色で「3」。
・『4』
長さ43.8cm。地色は明るい緑色。文字は特に断らない限り黒。
表紙には、右から中央に掛けて縦組みで、
今は/決選を/楽しもう
ローザンヌ・コンクール準決選、/六花は発熱をおして/出場するが……。/そして、茜、ローラ・チャン、/それぞれの挑戦の行方は?*7
とあって、ついで大きく明朝体で著者名、残りはゴシック体で大きく、
山岸凉子、
渾身の長編バレエ漫画、
大反響第2部/第4巻!
とある。
裏表紙側には、明朝体縦組みで、
篠原六花は、姉の千花を/喪った悲しみを乗り越え、/プロのバレリーナの/登竜門でもある/ローザンヌ国際/バレエコンクール本選への/出場を果たす。/しかし体調を/崩してしまった六花は、/発熱をおして/準決選に挑むことに。/そして、茜、ローラ・チャン、/それぞれの挑戦の行方は?*8
とあって、これは9月12日付(06)に引用したカバー表紙折返しの紹介文を読点を1つ足し鍵括弧を省略したものとなっている。
裏表紙折返しの標題は「舞姫」が白抜きで他は黒、数字は白抜き「4」。(以下続稿)