瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

山岸凉子『舞姫 テレプシコーラ』(11)

・第2部(7)
 帯の保存されている本を見ているので、メモして置く。
 幅は5.7cm。いづれも表面は布目を刷り出してあり、表紙の左上から右下に掛けてぼんやりと白くなっている。また、背表紙に「山岸凉子  M」著者名はゴシック体、Mは版元のロゴで上下に小さく「MEDIA/FACTORY」とある。また裏表紙折返しの中央に縦組みで「[第2部]舞姫テレプシコーラ◆」とあり、[第2部]は「舞」の字の上に、その幅に収まる小ささの横並び、◆には数字が入る。
・『1』
 長さ43.3cm。地色は暗い黄緑色。文字は特に断らない限り黒。
 表紙には、右から中央に掛けて縦組みで、

六花…/あんたは/強く/なれた?*1
千花を喪った悲しみを越えて、六花の新たな挑戦がはじまる*2

とあって、これは12月24日付(09)に触れた広告にも使われている。呼び掛けは明朝体で大きく1行、ついで

千花を喪った悲しみを乗り越えて、六花の新たな挑戦が始まる。*3

『3』は2行、『4』は1行で添えられている。
 ついで大きく明朝体で著者名、残りはゴシック体で大きく、

山岸凉子
渾身の長編バレエ漫画、
待望の第2部、いよいよスタート!

とある。
 裏表紙側には、上部に楕円形の横長に黒くしてゴシック体白抜きで「第11回 手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作品」とあり、その下に明朝体縦組みで、

幼い頃から/バレエ教室を開く母のもと、/姉妹でバレエを習ってきた/篠原六花は、/姉の千花を喪った/悲しみを乗り越え、/高校1年生、/16歳になった。/届かなかった千花の夢を/胸に抱き、/六花の新たな挑戦が、/はじまる……。*4

とあって、これは9月12日付(06)に引用したカバー表紙折返しの紹介文に一致。
 裏表紙折返しの標題は黒で数字は白抜き「1」。
・『3』
 長さ43.7cm。地色は灰色。文字は特に断らない限り紫色。
 表紙には、右から中央に掛けて縦組みで、

わたしなら/舞台で/倒れてでも/今日踊る!
ローザンヌ・コンクールがスタートしたものの体調を崩してしまう六花。*5一方、ローラ・チャンは……。

とあって、ついで大きく明朝体で著者名、残りはゴシック体で大きく、

山岸凉子
渾身の長編バレエ漫画、
大反響第2部第3巻!

とある。
 裏表紙側には、明朝体縦組みで、

篠原六花は、姉の千花を/喪った悲しみを乗り越え、/プロのバレリーナの/登竜門でもある/ローザンヌ国際/バレエコンクール本選への/出場を果たす。/しかし、風邪の症状に/おちいってしまう六花。/一方、ローラ・チャンは、/圧倒的な身体能力の高さを/示して注目を浴びる……。*6

とあって、これは9月12日付(06)に引用したカバー表紙折返しの紹介文を少し簡略にしたものとなっている。
 裏表紙折返しの標題は白抜きで数字は灰色で「3」。
・『4』
 長さ43.8cm。地色は明るい緑色。文字は特に断らない限り黒。
 表紙には、右から中央に掛けて縦組みで、

今は決選を楽しもう
ローザンヌ・コンクール準決選、六花は発熱をおして出場するが……。そして、茜、ローラ・チャン、それぞれの挑戦の行方は?*7

とあって、ついで大きく明朝体で著者名、残りはゴシック体で大きく、

山岸凉子
渾身の長編バレエ漫画、
大反響第2部第4巻!

とある。
 裏表紙側には、明朝体縦組みで、

篠原六花は、姉の千花を/喪った悲しみを乗り越え、/プロのバレリーナの/登竜門でもある/ローザンヌ国際/バレエコンクール本選への/出場を果たす。/しかし体調を/崩してしまった六花は、/発熱をおして/準決選に挑むことに。/そして、茜、ローラ・チャン、/それぞれの挑戦の行方は?*8

とあって、これは9月12日付(06)に引用したカバー表紙折返しの紹介文を読点を1つ足し鍵括弧を省略したものとなっている。
 裏表紙折返しの標題は「舞姫」が白抜きで他は黒、数字は白抜き「4」。(以下続稿)

*1:ルビ「ゆき」。

*2:ルビ「ちか・うしな・ゆき」。

*3:ルビ「ちか・うしな・ゆき」。

*4:ルビ「しのはらゆき・ちか・うしな・ちか・ゆき」。

*5:ルビ「ゆき」。

*6:ルビ「しのはらゆき・ちか・うしな・ゆき」。

*7:ルビ「ゆき・あかね」。

*8:ルビ「しのはらゆき・ちか・うしな・ゆき・あかね」。