瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

鳥越信『子どもの替え歌傑作集』(1)

・単行本(一九九八年七月一五日初版第一刷発行・定価1900円・平凡社・253頁・四六判上製本

子どもの替え歌傑作集

子どもの替え歌傑作集

平凡社ライブラリー532(2005年3月9日初版第1刷・定価1,300円・280頁)
平凡社ライブラリー 子どもの替え歌傑作集

平凡社ライブラリー 子どもの替え歌傑作集

 鳥越信(1929.12.4〜2013.2.14)というと晩年、橋下徹大阪府知事と争ったことで有名になってしまったが、「学校の怪談研究史を考えるときに避けて通れない重要な役割を果たした人で、当ブログでも取り上げるつもりで2014年1月6日付「赤いマント(76)」で少し触れたこともあるが、これもなかなか準備が整わないままとなってしまったので、しばらく鳥越氏の別の著作を取り上げて、感覚を少しずつ戻して置きたいと思う。
 私が見たのは図書館の蔵書で、帯は見ていない。なお、版元名の「平」は本字だけれども現行の字体で代用することとする。
 カバー表紙折返し、単行本は左下に縦組みで小さく「装画 いわさきちひろ(ちひろ美術館蔵)」、平凡社ライブラリー版は横組みで、上部に「■著者」紹介、最下部に明朝体で「カバー図版=いわさきちひろ「顔を洗う男の子」/(ちひろ美術館蔵)」とある。
 単行本の1頁(頁付なし)扉はカバー表紙を縮小したものを白黒で印刷。
 平凡社ライブラリー版は1頁(頁付なし)及び3頁(頁付なし)は平凡社ライブラリーの扉・中扉。4頁(頁付なし)は下部中央に縦組みで「本著作は一九九八年七月、平凡社より刊行されたものです。」とある。
 単行本の3頁(頁付なし)は「子どもの替え歌傑作集 もくじ」9頁まで「もくじ」で頁付なし。10頁(頁付なし)は下部に縦組みで小さく「扉絵 いわさきちひろ/   (ちひろ美術館提供)/装幀 嶺 祐子」とある。
 平凡社ライブラリー版は5〜10頁(頁付なし)が「目次」。
 11頁から「まえがき」で頁付がある。以下、比較して異同を示して置くこととしたい。(以下続稿)