・花とゆめCOMICS『妖精王』第2巻(4)
奥付、左下部に女性の顔のマークがあって、
丸ゴシック体は3箇所、標題が最も大きく、次いで巻数、そして「花とゆめ」の順でやや小さくなる。
横線(4.5cm)があって、著者名のみ丸ゴシック体で巻数よりも若干大きい。
著 者 山 岸 凉 子
© Ryōko Yamagishi 1977
発行人 小長井信昌
発行所 株式会社 白 泉 社
東京都千代田区西神田3―6―4
電話・販売直通 03(265)1919
印刷所 廣済堂印刷株式会社
その下に横線2本に挟まれて(0.7cm)小さく「Printed in Japan HAKUSENSHA」、その下に小さく「乱丁・落丁本はおとりかえいたします。」とある。
奥付の裏の広告は上部に丸ゴシック体で1行めは黒の楕円の中に白抜きで「山岸凉子の本/山岸凉子の華麗な世界」とあって、左にアラベスクを踊るミロノフ先生とノンナの「アラベスク/I・II部全8巻」、右に忍海爵の「妖精王/全5巻」、下に丸ゴシック体で「★花とゆめコミックス★」とあって、左右2列で間は1字分空けて、左は右揃えで「全2巻メタモルフォシス伝/ひいなの埋葬/スピンクス」右は左揃えで「白い部屋の二人/セイレーン/日出処の天子①〜③巻」、最下部に黒の楕円にゴシック体白抜きで「白泉社発行」とある。
最後に遊紙が1枚。
カバー裏表紙折返し、上部のカットの枠は深緑色、アール・ヌーボー風の左手に持った花を花に近付ける美女の横顔。下部に以下のような「作品かいせつ」がある。
神秘のベールにつつまれた広大な北海道の原野を舞台に/展開する、山岸凉子の異色ロマン「妖精王」は、「セイレ/ーン」その他ギリシャ神話に触発された彼女の一連の作*1/品の系譜の上に、また一つ輝やかしい結実を添えた。こ*2/れは現代によみがえった華麗なメルヒェンといえよう。
カバー裏表紙のレイアウトは3月31日付「山岸凉子『日出処の天子』(20)」に示した『日出処の天子』第6巻までと同じ。異同のみを挙げて置くと右上に「HC−106」、左下「定価360円 雑誌43721−06」、中央のカットの枠は桃色でカバー裏表紙折返しのカットと恐らく同じ美女が、伏し目がちにして豊かな胸を花が1輪浮いている水に浸けている。