瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

だーくプロ 編著『多摩の怪談ぞくぞくガイド』(7)

 3月31日付(6)の続きで、初版の5章め、改訂版の4章めについて細目を見て置く。扉(頁付なし)は初版131頁・改訂版119頁、縦組みで上部中央に明朝体太字で初版「つ〜つ◆」改訂版「〜っつ◆」◆は人魂型で中に光沢状に淡い人魂型が入る。その下、中央に古印体で2行「闇の世界への扉を秘めた異様なスポット    」とあるのは同じ。目次については3月27日付(3)に述べた。
 改訂版【21】 121〜124頁、まず本文と同じ大きさの古印体で「石碑に人の顔――心霊写真一大騒動」とあって2行めに「八坂神社 ………………東村山市栄町」題は明朝体太字で大きく、地名はゴシック体で本文よりは一回り大きい。ちなみに目次では、5頁2行め「八坂神社東村山市……石碑に人の顔――心霊写真一大騒動……………………………… 121」となっていた。なお、この項が増補されたのは2013年8月10日付「小池壮彦『心霊写真』(1)」で見た、宝島社新書『心霊写真』を参照したためではないかと思われる(詳しくは後述の予定)。
 改訂版【22】 125〜125頁、見出しは「地底の闇、数千の無縁墓の群れ弁天洞窟&ありがた山石塔群 ……………稲城市」。
 初版【25】 133〜136頁=改訂版【23】 129〜132頁、見出しは「なぜ人は中央線の踏切で死んでいくのか魔の踏切 ……………JR中央線国立〜立川間野沢踏切・西五条踏切 〉」とある。ちなみに目次では「魔の踏切/JR中央線国立〜立川間……なぜ人は中央線の踏切で死んでいくのか……… 133」となっていた(初版6頁2行め・改訂版5頁4行め「129」)。
 初版【26】 137〜140頁=改訂版【24】 133〜136頁、見出しは「すんだ目の幼児は大人に見えない幽霊におびえよもつひらさか ………………町田市小野路町」。
 初版【27】 141〜144頁=改訂版【25】 137〜140頁、見出しは「はかなく散った子どもの霊魂が集まって……小仏峠・真の道 ……………八王子市裏高尾町」。
 初版【28】 145〜147頁=改訂版【26】 141〜143頁、見出しは「卒塔婆が舞い、何かを訴える奇妙な女性の声が……神戸岩のトンネル ………………檜原村神戸」。
 初版【29】 148〜151頁=改訂版【27】 144〜147頁、見出しは「神かくしにあった少女が現れた不可思議な空間日向和田 ……………青梅市日向和田」。
 初版【30】 152〜155頁=改訂版【28】 148〜151頁、見出しは「深夜、ベッドから降りた末期患者の足が消えていた医学部付属病院内科病棟二五号室」。
 初版【31】 156〜159頁=改訂版【29】 152〜155頁、見出しは「人食い川のほとりには、手首から太宰治の幽霊までよく出る玉川上水 ……………三鷹市小平市」。
 改訂版【30】 156〜159頁、見出しは「アスファルトの亀裂から噴き出すもののけ多摩ゴーストランド ……………多摩市落合」。
 さて、項目数は実は減っている。改訂版は「&」として2箇所を挙げる項が2つあるが、<特設コラム>を引くと31箇所になる勘定である。初版は<特設コラム>を引くと30箇所。(以下続稿)