瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

都家歌六『落語レコード八十年史』(1)

・昭和六二年一一月二五日初版印刷・昭和六二年一一月三〇日初版発行・全二巻揃定価 18,000円・国書刊行会・A5判上製本

落語レコード八十年史

落語レコード八十年史

 昨日から商品紹介ツール「はまぞう」の調子が悪く書影を貼付出来ない。可能になったら補うことにする。*1
(上)カラー口絵4頁、474頁
(下)白黒口絵4頁、527頁、索引XXXIV頁
 口絵はアート紙両面印刷で頁付なし、(上)は各レーベルのSPレコードのラベル・盤面・袋の写真、(下)は落語家14人の肖像写真。
 1〜8頁「目次」、1頁(頁付なし)は「目次」の扉、2頁は白紙(以下扉の裏は全て白紙)。3頁から頁付がある。
 (上)9頁(頁付なし)は「序 文」の扉で、11頁から五十音順に14名、24頁まで。25〜26頁「まえがきに代えて――大圓朝のレコードはあるか――」すなわち日本のレコード時代以前について。
 27頁(頁付なし)「SP時代――――――――明治・大正篇」の扉、29頁から本文、158頁まで。
 159頁(頁付なし)「SP時代――――――――昭和篇」の扉、161頁から294頁まで。
 295頁(頁付なし)「正岡容の『寄席古音盤探求』」の扉、297頁から313頁まで。うち正岡氏の文章は298〜310頁10行め。「新演芸」第一号(昭和二十一年九月一日)第二号(昭和二十一年十月)に上下二回に亘って掲載、303頁3〜4行めの間、1行分空いているところが上下の切れ目であろう。
 315頁(頁付なし)「LP時代」の扉、317頁から426頁まで。
 427頁(頁付なし)「東西寄席話芸人没年表」の扉、429頁は前置きで430〜474頁が年表、「一六九九|元禄12・8・13|  |鹿野武左衛門|51|」から「一九八七|昭和62・」の「6・3|六代|蝶花樓馬楽|79|‥‥」まで。ついで奥付、奥付の裏から5頁白紙。
 (下)9頁(頁付なし)は「噺家列伝・文句集・ディスコグラフィー」の扉で、11頁から本文、476頁まで。
 477頁(頁付なし)「寄席の色物」の扉、479頁から514頁まで。
 各人の項は略伝、次いで全員ではないが一席文字起こし、最後にレーベルごとにSP盤を列挙してある。
 515〜527頁「あとがきに代えて――歌六・レコード半生記――」。
 白紙1頁を挟んで、横組み(左開き)の索引が34頁、左右2列で頁付はローマ数字。
 I〜VII頁「演者別索引」VIII〜XXXIV頁「演題別索引」。
 奥付と索引の間に、黄緑色の和紙に刷った、「昭和六十二年十月」付の、橘左近〈構成/ 筆〉「明治・大正・昭和 著名噺家師弟系譜/〈新釋/近世〉東西落語家系圖」が折り込まれる。奥付の裏は白紙。
 刊行から30年、増補版にならなくても良いから、上方落語の文字起こしを点検し直した上で、ちくま学芸文庫辺りから再刊されないものか。(以下続稿)

*1:1月16日追記】函の写真を貼付出来たので、見せ消ちにした。