瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

Guy de Maupassant の文庫本(8)

・青柳瑞穂 訳『モーパッサン短編集』(6)
新潮文庫1946 (一)
 ①三十刷と①三十六刷を比較して見た。
 カバー表紙は一致。
 カバー背表紙、私の見た①三十刷の地色は褪色して淡い灰色に見え、①三十六刷は淡い緑に見える。文字の配置は同じで、最下部の数字は①三十刷「400」①三十六刷「480」に太い下線。
 カバー表紙折返しは一致、右下に明朝体縦組みで「カバー 織田広喜」で大半は余白。
 カバー裏表紙、①三十刷は右上の紹介文の上下に横線、①三十六刷には上の横線がなくなっている。紹介文は一致。左上、①三十刷は余白、①三十六刷はバーコード2つ、1つめめ「9784102014066」は2017年12月17日付(03)に見た①四十刷、②四十一刷改版・四十二刷、③四十三刷改版に同じ。2つめ「1910197004806」、3行分空けて横線の上、①四十刷「定価480円(本体466円)」。
 中央の横線の下、①三十刷は1行「ISBN4-10-201406-3 C0197 \400E 定価400円」その下、中央に葡萄マーク。①三十六刷は右に葡萄マーク、左に「ISBN4-10-201406-3/C0197 P480E」。
 カバー裏表紙折返し、横組みで①三十刷は上部にゴシック体「〜〜新潮文庫〜〜/モーパッサンの作品」中央揃え、1行弱空けて「女   の   一   生/脂肪の塊・テリエ館/モーパッサン短篇集( I )/     〃    (III)」と均等割付で4行、ローマ数字の間に縦に小さく「〜」とある。①三十六刷は上部に「―――新潮文庫―――/モーパッサンの本|」として、明朝体の均等割付で「女の一生/脂肪の塊・テリエ館/モーパッサン短篇集(一〜三)」。最下部左「カバー印刷 錦明印刷」は同じ。
 本体、目録4頁めまで一致。5頁めは①三十刷は全て「作者名+短篇集」であったが、2点め「古沢安二郎訳 サローヤン短篇集」5点め「須山静夫訳 オコナー短篇集」6点め「橋本福夫訳 アンダスン短篇集」が、①三十六刷はそれぞれ「〈ディケンズ中野好夫訳〉 二都物語(上・下)」「〈ルナール/岸田国士訳〉 博  物  誌」「〈ジョイス/安藤一郎訳〉 ダブリン市民」となっている。6頁めも全て「作者名+短篇集」でこれは一致。7〜9頁めも一致するが、①三十六刷は10〜12頁めが「新潮文庫最新刊」だが①三十刷は11〜12頁めで、10頁めは9頁めと同じく「作者名+詩集」6点である。奥付、上下の横組み部分は同じ、異同は縦組み部分のそれぞれの発行日、「電話」が①三十刷「業務部(〇三)二六六―五一一一/編集部(〇三)二六六―五四四〇」①三十六刷「営業部(〇三)三二六六―五一一一/編集部(〇三)三二六六―五四四〇」、左の2行、送り先が①三十刷「小社通信係宛ご送付/」①三十六刷「小社読者係宛ご送付/」。(以下続稿)