瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

校舎屋上の焼身自殺(14)

・「週刊新潮」2月6日号(1)
 これまで、川奈まり子実話怪談 出没地帯』を手にしたことを切っ掛けに、川奈氏が情報源として使用していたネット掲示板の書き込みについて、範囲を拡げて検討して来ましたが、ここで実際の事件がどういうものであったのか、確認して置きましょう。
 新聞報道については、既に10月25日付(06)に、「朝日新聞」昭和61年(1986)1月27日朝刊・夕刊の記事を紹介した鶴川学「恐怖の"焼身自殺実況ビデオテープ"」の記述を引用してありますが、原文も短いので鶴川氏が纏めた以上の情報は殆どありません。
 そこで、10月8日付「閉じ込められた女子学生(05)」に引いた、川奈まり子実話怪談 出没地帯』の「当時は週刊誌でも報じられた」との記述に着目して、先日、久し振りで国立国会図書館に調べ物に赴いた折に、ついでに端末で検索して見ました。年を「1986」と限定して「自殺」で検索し、それを「古い順」に並べ替えると、2頁めに「週刊新潮」2月6日号の記事が表示されました*1
 表紙のノド近くにある巻号や発行日などの情報は読めませんので、追って製本していない状態で保管している施設で閲覧した上で補いたいと思います。
 11頁の目次に、まづ大きく「死を選んだ人格」とあって、その下に

・飛び降り自殺「鳩居堂社長」の教養
・単身赴任「高裁判事」の不倫心中
・上司との関係「清算」で自殺のOL
・十七歳カップル心中の「古風な現代」
・凄惨な自殺を敢行した「女子美大生」の才能

とあります。ゴシック体になっているのはレイアウト上の問題で、特に力を入れた記事と云う訳ではなさそうです。
 28〜37頁の10頁で5章ですから、大体1章が見開き2頁の見当です。時間がなく他の4章については目を通しておりません。鳩居堂社長の自殺は1月24日(金曜日)のことでした。2月6日号の発売日は1月末、正確には新聞広告で確認しないといけません*2が、地方の事件を発行日の直前に都内、板橋区と杉並区で起こった事件で挟んで特集記事としたもののようです。(以下続稿)

*1:国会図書館でなくても「国立国会図書館サーチ」や「国立国会図書館デジタルコレクション」を検索すればヒットしますが「国立国会図書館限定」公開なので閲覧は出来ません。

*2:11月10日付(18)にて確認しました。