瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

白馬岳の雪女(092)

・石沢清『北アルプス白馬ものがたり』(2)
 「もくじ」の最後、16頁下段3~7行めに下寄せで、

《写真・カット提供》*1
カバー表/森    肇
カバー裏/梨 子 田 真
口  絵/白馬村観光課
カ ツ ト/著    者

とある。石沢氏のカット・挿絵には「清」のサインがある。
 17頁(頁付なし)「 白馬岳の夜明け」の扉、以下、章の扉は下部に石沢氏のカット、上部に横組みでまづ大きく題、その下に小さく内容の紹介がある。「厳寒と豪雪と水害をもたらすため/農に生きる村人に忌み嫌われてきた/北アルプス 白馬の山々/この山なみにいどんだ/多くの山男や山案内人や強力たちが/命をかけておりなした/悲喜こもごもの秘話」。
 18頁から、小口側下部に斜体の頁付がある。奇数頁には頁付から2字分空けて節の題を入れる。1頁16行、1行44字。節の題は大きく5行取り4字下げ。以下、章ごとに仮に番号を打って整理して置こう。扉と挿絵の頁には頁付なし。
【1】白馬連峯に名をつけた年寄り(18~23頁7行め)
【2】白馬につかれた馬場先生(23頁8行め~29頁7行め)
【3】白馬岳を拓いた松沢青年(29頁8行め~34頁5行め)
【4】ボッカとガイドの物語(34頁6行め~39頁8行め)35頁挿絵
【5】白馬スキーのあけぼの(39頁9行め~48頁14行め)
【6】スキー馬鹿、平林先生(49~54頁5行め)
【7】冬の大黒岳の奇蹟の赤子(54頁6行め~59頁3行め)
【8】白馬頂上へ巨石をあげた山男(59頁4行め~66頁6行め)
【9】白馬に登った馬(66頁7行め~73頁5行め)
【10】アルプス越えの送電線(73頁6行め~76頁16行め)
 77頁「 白馬の遭難」の扉、「高嶺の花が競い咲く楽園も/たちまち風雨に狂う場になる/青すぎてまぶしい雪尾根の静寂も/ひと風吹けば憤怒の修羅場に変わる/岳は非情である/自らを愛しもとめくる者の命を/つぎつぎに呑みこんでいく」。
【1】鑓温泉引湯工事の惨事*2(78~80頁7行め)
【2】うるっぷ草の遺書(80頁8行め~85頁9行め)
【3】八方尾根の息ケルン*3(85頁10行め~90頁15行め)88頁挿絵
【4】大雪渓、若き女教師らの集団死(91~96頁11行め)
【5】池田少年の遭難と五つの鐘(97~101頁8行め)
【6】ある二重遭難(101頁9行め~106頁7行め)
 107頁「 白馬を愛した人々」の扉、「そそり立つ万年雪の山なみ/四季おりおり変わる自然の色彩や/かやぶき屋根の風物は/白馬を愛する人に限りない喜びをあたえる/土を踏み 花に触れ 雪に転び/清い水を飲んだ旅人たちの心にひびく」。
【1】お花畑への埋骨の遺書(108~113頁8行め)
【2】白馬の雲をみていた川口さん(113頁9行め~118頁12行め)
【3】風の画家、奥田先生(119~126頁9行め)123頁挿絵
【4】岳に描く子供たち(126頁10行め~136頁14行め)
 137頁「 白馬の歴史物語」の扉、「四囲を高い山々にかこまれた/雪深き白馬には/この地の人々でなければ綴れない/人情おりなす歴史と物語がある/これはひたむきに生きてきた/竹の村の人々の/寂かな歩みでもある」。
【1】ある行人塚の話(138~142頁4行め)
【2】四人の孝子(142頁5行め~146頁2行め)
【3】木地師・曲物師たち(146頁3行め~148頁14行め)
【4】白馬の天と地と(149~152頁14行め)
【5】佐野右衛門の嘆願(153~156頁5行め)
【6】喜平次の建築(156頁6行め~160頁11行め)
【7】佐野坂の道しるべ観音(161~165頁9行め)162頁挿絵
【8】八方池の雨ごい(165頁10行め~168頁15行め)
【9】百姓一揆赤蓑の騒動*4(169~172頁13行め)
 173頁「 白馬につたわる話」の扉、「おじじは炉端で藁仕事/おばばは麻をうみながら/親から子へ 子から孫へと語りついできた/岳にいどんだ勇気ある者の話/ケモノや妖怪変化の話/悲しく美しい雪ん子や姫たちの話/たくさんの民話と無数の野仏は/白馬の尊い宝である」。
【1】白馬の雪ん子(女の子)(174~178頁6行め)
【2】白馬の雪ん子(男の子)(178頁7行め~183頁3行め)
【3】箕吉と雪女*5(183頁4行め~187頁2行め)
【4】マタギの渋右衛門(187頁3行め~191頁12行め)
【5】善右衛門と熊(192~197頁10行め)193頁挿絵
【6】鑓ヶ岳の山姥*6(198~201頁15行め)
【7】ボッカのデカ松(202~205頁9行め)
【8】両わきに羽のある力士(205頁10行め~209頁2行め)
【9】岩戸洞くつと青鬼(209頁3行め~212頁5行め)
【10】腕なしの観音様(212頁6行め~216頁10行め)
【11】泣いた峠の夫婦岩(216頁11行め~220頁1行め)
【12】おかるの入った穴(220頁2行め~222頁13行め)
【13】佐野坂の山犬(223~225頁9行め)
【14】姫川のカッパ(225頁10行め~230頁9行め)228頁挿絵
【15】四ヶ庄狐の話五話(230頁10行め~238頁14行め)
   狐の祝言(231頁4行め~234頁8行め)
   狐の僧(234頁9行め~235頁9行め)
   だまされた油買い(235頁10行め~236頁5行め)
   小狐のしかえし(236頁6行め~237頁8行め)
   さけの骨と狐(237頁9行め~238頁14行め)
【16】鶴の嫁さま(239~246頁16行め)245頁挿絵
【17】鳥にまつわる話(247~252頁5行め)
   スズメとキツツキとツバメ(247頁5行め~249頁14行め)
   カッコウ(250頁1~12行め)
   ホトトギス(251~252頁5行め)
 ゴシック体は2行取り3字下げ。
 253頁「 白馬の自然とくらし」の扉、「そこに人を圧する岳があり/春・夏・秋・冬うつりかわる美しい自然と/山ふところの人情こまやかな/助けあう生活がある/笑みかけたり おそいかかる白馬の自然と/それにさからわずに生きてきた/村人の姿をつづる」。
【1】冬(254~265頁2行め)
【2】春(265頁3行め~270頁14行め)
【3】夏(271~275頁13行め)
【4】秋(276~284頁11行め)
 285頁(頁付なし)「白馬山麓観光案内図」は鉄道や道路、山や集落の位置を示した概念図。
 次いで左開き横組み1~6頁「白馬山麓のご案内」頁付は上部で柱なし。「もくじ」では「6」章に含まれるような形で16頁下段1~2行め、下詰めで「白馬山麓観光案内図 285/ 白馬山麓のご案内 286」とあったが286頁はない。
 1頁白紙があって奥付。奥付裏に「信 濃 路 の 本」の2段組目録。1段3点ずつ。さらに段組なし3頁の目録、最後に1頁白紙。(以下続稿)

*1:この山括弧は不等号(< >)と同じくらい鋭角。

*2:ルビ「やり」。

*3:ルビ「やすむ」。

*4:ルビ「みの」。

*5:ルビ「みの」。

*6:ルビ「うば」。