歴史小説についても、祖母が余り数を買っていない作家を一括して置こう。但し未整理の中から出て来る可能性がある。もしある作家について今後纏まった数が出て来たら、独立させた記事にすることとしよう。
【津本陽】2022年8月7日*1
・光文社文庫/光文社時代小説文庫『新 忠臣蔵』1994年12月20日 初版1刷発行・定価660円・443頁
・双葉文庫『柳生兵庫助』双葉社
つ 09-12『勇躍の剣』2012年8月12日 第1刷発行・定価629円・314頁 カバーや本体に分かり易い番号は打たれておらず、カバー裏表紙の紹介文の末尾に「傑作長編時代小説第八弾。」とあるのみ。奥付の前の頁の下部中央に「※この作品は1992年1・2月、文春文庫から/ 刊行された作品に加筆訂正を加えたものです。/ (原題『柳生兵庫助 六、七』)」とあるのだが、2冊を1冊に纏めたのか、一部分を取り出して纏めたのか。
【神坂次郎】2022年8月8日
・新潮文庫6276/こ-21-12『サムライたちの小遣帳』平成十一年五月 一 日 発 行・平成十一年六月三十日 二 刷・定価438円・302頁【北方謙三】2022年8月8日
・集英社文庫 き-3-67『楊令伝 一 玄旗の章』2011年6月30日 第1刷・定価600円・390頁※ 帯あり「NATSU/ICHI/2012/ナツイチ」裏表紙側折返し(白地)の右上に横組みで標題は明朝体、算用数字は細いゴシック体で「楊令伝 一 玄旗の章 746705/楊令伝 二 辺烽の章 746715/ザ・万遊記 746835/学校の怪談 748345/船乗りクプクプの冒険 746441/東京物語 747738/ひゃくはち 746714/蛇衆 746777/スクープ 746401」とある。
カバー裏表紙折返し「集英社文庫 北方謙三 作品」の最後「楊 令 伝 一~十三」とあって『楊令伝 十三』は2012年6月刊行だから、このカバーは帯と同時期のものと判明する。
【五味康祐】2022年8月25日
・新潮文庫4742/こ-4-8『柳生武芸帳(上)』平成 五 年 五 月 十 五 日 発 行・平成 十 一 年 十 月 三 十 日 五 刷・定価857円・新潮社・706頁・新潮文庫4743/こ-4-9『柳生武芸帳(上)』平成 五 年 五 月 十 五 日 発 行・平成 十 一 年十二月 二 十 日 五 刷・定価857円・新潮社・709頁【南條範夫】2022年8月26日
・徳間文庫 な 1-43『新版 元禄太平記 前篇』1998年12月15日 初刷・定価648円・徳間書店・467頁・徳間文庫 な 1-44『新版 元禄太平記 後篇』1998年12月15日 初刷・定価648円・徳間書店・492頁【戸部新十郎】2022年8月28日
・光文社時代小説文庫
と 4-29『前田利家 (上) 新装版』2001年8月20日 初版1刷発行・2001年9月5日 2刷発行・定価590円・400頁と 4-30『前田利家 (下) 新装版』2001年8月20日 初版1刷発行・2001年9月5日 2刷発行・定価590円・347頁 2002年のNHK大河ドラマ『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』を当て込んでの新装版であろう。――「テレビドラマデータベース」の「テレビドラマトピックス」2001年1月18日「大河ドラマ次回作『利家とまつ』の主役に唐沢寿明=松嶋菜々子 竹山洋のオリジナル脚本で」によれば「8月からクランクインの予定」であった。
【中村彰彦】2022年9月7日
9月5日付(40)の最後に述べた、寝間の本立てにあった1冊。
・文春文庫 な 29 12『東に名臣あり 家老列伝』定価600円・文藝春秋・319頁【谷恒生】2022年9月15日
NON・NOVEL―702 NON時代伝奇ロマン『陰陽師 安倍晴明』平成12年11月10日 初版第1刷発行・定価800円・祥伝社・216頁※ 帯あり
夢枕獏『陰陽師』から興味を持って買ったのであろう。
* * * * * * * * * *
少数しか買っていない作家については、今後、ここに追加して行くこととしよう。(以下続稿)
【舟橋聖一】2023年8月3日*2
・新潮文庫『繪島生島』新潮社
客間のクローゼット左側1段め、特に煤けた文庫版が纏めてあったティッシュケースを加工した文庫立てより。
新潮文庫1284『前篇』昭和三十四年八月六日 印刷・昭和三十四年八月十日 發行・定價130圓・424頁
※ パラフィン紙・帯あり、帯の表紙側右下「11,I」背表紙側下部「一一I 130」
新潮文庫1285『後篇』昭和三十四年九月十一日 印刷・昭和三十四年九月十五日 發行・定價120圓・386頁
※ パラフィン紙・帯あり、帯の表紙側右下「11,J」背表紙側下部「一一J 130」
【横田順彌】2024年3月16日
クローゼット右側1段め、ロバート・ラドラムの翻訳等、文庫本の詰まった紙袋にあった。
・新潮文庫4066/よ-11-3『火星人類の逆襲』昭和六十三年 五 月 十 五 日 印 刷・昭和六十三年 五 月二十五日 発 行・定価400円・新潮社・357頁
【小島直記】2024年3月29日
クローゼット左側1段めより。
・集英社文庫160|B『一期の夢 小説・福地桜痴』昭和58年10月25日 第1刷・定価420円・395頁※ 栞あり「東映映画「白蛇抄」より 主演 小柳ルミ子/ (原作 水上 勉 作 集英社文庫刊) 」のキャプションのある、滝を背景に流れの中に立つ小柳氏のカラー写真。裏面は上半分「集英社文庫・10月新刊13冊発売」1点め「10月5日発売 映画化話題作/白蛇抄●水上 勉定価260円*3」少し空けて「10月20日発売」として9点11冊、本書は8点め。下半分は双郭「篠山紀信/シルクロード/全3巻」でその「〔三〕パルミラからバチカンへ」が13冊めと云うことになるようだ。
※ 二つ折チラシ「集英社文庫/’83 10月の新刊」全て緑で印刷、間にカラーチラシ「仏教を読む/集英社版◉全10巻」挟まる。達磨の大きな墨絵を遠景に女優らしき若い女性が濃い桃色のセーターにジーンズで両手を斜め後ろに突いて座る写真、裏面は青で「◉第1回配本/10月27日㈭発売」と「全10巻の内容」及び「〈本全集の特色〉」。