瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

祖母の蔵書(091)女流随筆

 ここには、女性の文筆家が書いた随筆を纏めて置こう。
檀ふみ
 次の本は早い時期に持ち出していたので何処にあったか覚えていない。
・知的生きかた文庫 た 20-1『ほろよいかげん』1991年2月10日=第1刷発行・定価437円・三笠書房・245頁

※ 帯あり最新刊「本文・「春の匂い」[東京書籍/'91 年 版]/高校教科書に掲載
 カバー表紙に副題「素敵な出会い、素敵な生きかた」、カバー背表紙は割書「●素敵な出会い、 素敵な生きかた」。本体には扉、奥付など標題のみでこの副題は見当たらないようである。
 カバー表紙折返し、白地で上部に茶色で本文を2箇所(中略)しつつ10行(21字詰)引用、末尾にゴシック体で〔本文「春の匂い」高校教科書[東京書籍’91年度版]収録〕と添える。
 次の本は客間のクローゼット左側の床の上の段ボールに入っていた。
幻冬舎文庫 た-14-1『ありがとうございません』平成13年4月25日 初版発行・定価495円・226※ 帯あり「最新刊」。
【佐川芳枝】
講談社文庫 さ 69-2『寿司屋のかみさん おいしい話』1999年6月15日第1刷発行・1999年12月1日第3刷発行・定価467円・254頁 この本も客間のクローゼット左側の床の上の段ボールに入っていた。
さくらももこ
新潮文庫6689/さ-39-2『憧れのまほうつかい』平成 十 三 年 七 月 一 日 発  行・定価476円・新潮社・156頁※ 帯あり「新潮文庫の新刊」
※ 巻四つ折チラシ「新潮文庫/今月の新刊」2001.7
 これは客間クローゼット、左側の床の上の段ボールから。
上坂冬子
・『上坂冬子の上機嫌 不機嫌』平成十四年四月十日 第一刷発行・平成十四年五月九日 第三刷発行・定価1500円・海竜社・253頁・四六判上製本※ 帯あり
※「海竜社|出版案内2002・3」挟まる。
 これは寝間の本棚にあった。
 作家の随筆はそれぞれの作家で纏めるつもり。冊数の少ない著者の分はここに追加して行くこととする。――『枕草子』は、どうしようか。(以下続稿)
【宇都宮貞子】8月1日追加
 これも寝間の本棚にあった。全頁アート紙のカラー版であるが、カラー印刷していない頁の方が多い。
新潮文庫3255/草 358 = 2『秋の草木』昭和五十九年 八 月 十 五 日 印  刷・昭和五十九年 八 月二十五日 発行・定価440円・新潮社・235頁※ 帯あり「今月の新刊」
※ 巻四つ折のチラシ「新潮文庫今月の新刊」挟まる。
「植物」として纏めようかと思ったのだが、宇都宮氏の見聞を綴った文章の方が多いのでここに含めて置く。
佐藤真由美2024年3月9日追加
集英社文庫 さ-38-4『恋する四字熟語』2006年9月25日 第1刷・2006年10月22日 第2刷・定価552円・206頁※ 栞あり「集英社文庫
 寝間より。――標題だけ眺めて日本語・国語学の方に入れるべきかと思って何となく放置していたが歌人が四字熟語を題に選んだ Web連載エッセイを纏めたものであった。
向田邦子2024年3月26日追加
 寝間の本棚にあったように思うが、客間クローゼットだったかも知れない。まだ出て来るかと思っているうちに整理の時期を逸してしまった。
・文春文庫277―1『父の詫び状』1981年12月25日 第1刷・1982年1月10日 第2刷・定価 320円・文藝春秋・281頁※ 帯あり「感動の[第一]エッセイ集」黄色地、左の円に著者の顔写真
・文春文庫277―5『霊長類ヒト科動物図鑑』1984年8月25日 第1刷・定価380円・文藝春秋・312頁※ 帯あり「今月の新刊」*1
講談社文庫205|1/A768『眠る盃』昭和57年6月15日第1刷発行・定価320円・254頁※ 帯あり「今月の新刊」
武良布枝2024年5月2日追加
・『ゲゲゲの女房二〇〇八年三月一一日 初版第一刷発行・二〇一〇年三月三一日 初版第一一刷発行・定価1200円・実業之日本社・252頁・四六判上製本※ 帯(幅 5.0cm)あり、白地で、表紙側上部に著者夫婦と鬼太郎と傘化け(唐傘小僧・唐傘・化け傘)の足を、カバー表紙に重ねてカラーで刷る。この帯の下、最下部の版元名の左右に入っているキャラクターは、水木しげるの漫画に詳しくない私には俄に分からないが、左側の丸いキャラクターの上 2/3 が、裏表紙側の下部中央に見え、右側の目が沢山あるキャラクターの上 2/3 が表紙側折返しの下部中央にあり、表紙側では隠れている左手も存している。表紙側に戻って右上、傘化けの足下に円形(径 2.7cm)の著者夫婦のカラー写真。その左、著者夫婦と鬼太郎のイラストの下に「NHK連続テレビ小説の原案!」とあって、その下に赤い横線(左 3.2cm、右 3.3cm)の中央(2.1cm)を切ってゴシック体で小さく「平成22年春~」この横線の下に「映画化も決定! 同年初夏公開」続けて赤い太線(幅 0.2cm×2.3cm)、その下に明朝体で「家内は、「生まれてきたから生きている」というような人間です。/それはそれでスゴイことだと水木サンは思う。――水木しげる」とあり、右下隅に赤い円(径 1.0cm)に下から「111」を右肩上がりになるよう白く抜き、横組みで小さく上に「実業之日本社」下に「創業111年」と添える。背表紙側、カバーと同じ位置に目と口と耳のみの禿頭のキャラクターがあってその黒い胴と手足を隠すように角を丸くした枠(3.0×1.2cm)に「NHK連続テレビ小説(平成22年春~)の原案」とあって最下部にゴシック体横並びで入っている版元名はカバーと同じ位置。裏表紙側「巨人・水木しげると連れ添って半世紀。赤貧の時代、人気マンガ家の時代、/妖怪研究者の時代、そして幸福とは何かを語る現在……常に誰よりも身近/に寄り添っていた妻がはじめて明かす、生きる伝説「水木サン」の真実!  /布枝夫人にとって、夫と歩んだ人生とは、どんなものだったのか……!?  」。裏表紙側折返しは右下隅にカバー表紙・カバー背表紙と同じ、ゲが3つ繋がって上が大きく下へ小さくなる標題「ゲゲゲの女房」が小さく入る。
※ 帯(幅 6.0cm)あり、幅 5cm の帯の上に掛けてある。白地で表紙側の左上「連続テレビ小説/『ゲゲゲの女房』」その下に大きく明朝体太字で「 原 案 」下にゴシック体で「放送予定:平成22年3月29日(月)~」年月日の下に「NHK総合テレビほか」とあって祖母は放送開始2日後の日付の増刷を買っていることが分かる。右側には主演の松下奈緒(1985.2.8生)の写真。背表紙側はカバー背表紙の著者名のすぐ下からやや小さく「 連続テレビ小説 原案  」最下部の版元名は幅 5cm の帯に同じ。裏表紙側「平成 22 年度前期連続テレビ小説ゲゲゲの女房」は漫画家/の水木しげるさんの妻・武良布枝さんの同名の自伝を原案に、/好きなことに命がけで打ち込む夫を支え、おおらかに朗らか/に生きていくヒロインとその家族の、心温まる物語です。下は赤のゴシック体で、角の丸い四角(1.5×1.0cm)に白抜きで「 主な /出演者」とあって、これが角の丸い枠(1.9×11.0cm)の左辺に 0.2cm 程食い込んでいる。枠内には左詰めで3行「松下奈緒 向井理 / 大杉漣 古手川祐子 有森也実 野際陽子 /」この1行めのみ右端まで、2行め「風間杜夫 竹下景子 / 松坂慶子 村上弘明 /」3行め「南明奈 杉浦太陽 鈴木裕樹 ほか」とある(カテゴリー「TVドラマ」を追加した)。裏表紙側折返しは右下隅に「ゲゲゲの女房」大きさも同じで字間空く。
 早い時期に持ち出していたが寝間の本棚にあったと記憶する。
 祖母は晩年、耳が遠くなってTVドラマを見なくなり、大相撲の中継を見るくらいだった。よって朝の連続テレビ小説の原案本と云うことで平積みになっていたので買ったのだろうけれども、見たかどうかは分からない。しかし祖母の本にしては(実際新しいことを割り引いても)恐ろしく保存状態が良いので、どうやらドラマは見ず、そして本書も読まなかったらしく思われる。――私はどうも妖怪が余り好きではない上に、特に水木しげるの妖怪の絵が苦手だったので、当時は見る余裕もないし放送しているのを見れば良いのだからと録画のための機器も持っていなかったので「ゲゲゲの女房」は在宅していれば見る、と云った程度にしか見ておらず、筋は当時まだ取っていた新聞や、家人が見ていれば家人に聞いていた。だからそんなに細かいところまでは頭に入っていない。今は下手すると見る番組がないので、録画したのを見ているけれども。

*1:カバー裏表紙最下部、そして帯裏表紙側の最下部では黄色地に白抜きで入っている「ISBN4-16-727705-7」の10桁では何故か書影が表示されない。