瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

祖母の遺品(19)軍事郵便⑧

・(吉田)文江宛便箋【17】
 姉の久枝の夫・小川武夫は陸軍士官学校本科42期、昭和5年(1930)7月19日卒業、10月25日任官、さらに陸軍大学校50期、昭和10年(1935)12月13日入校、昭和13年(1938)5月28日卒業、当時の階級は工兵大尉で、昭和20年(1945)3月3日に、北支那方面軍参謀として赴任の途中、飛行機の墜落による戦死を遂げている。すなわち祖母は、姉と似た経歴の夫を持ち、そして前後するが戦死により未亡人となっているのである。
 但し3姉妹のうち妹の菊枝は軍人との結婚を嫌って、ために若くして未亡人となるのを免れているが、その婚儀のことがこの便箋の主題の1つになっている。



 翻刻及び内容の細かい確認は追って果たすこととしたい。(以下続稿)