瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

課金記事について(1)

 昨日は、一昨日の記事の補足とすべく、祖母の夫と陸軍士官学校で同期だった人の追想録を取り上げるつもりだったのだが、先日の Windows 更新プログラムにエラく時間が掛かったので、もう Windows 10 ではアカンのかと思って、矢鱈と奨めて来る Windows 11 をインストールしたのである。しかし、うっかり仕事から帰って夕方から始めてしまったのがマズかった。なかなか終わらない。結局終わったのは23時55分だかで、それから「ようこそ」でクルクルして日付が変わってしまった。
 まぁ本当にうっかりしていた。いつもシャットダウンするときに Windows の更新プログラムに気付くのだが、以前はそんなに時間が掛からずに、机辺の片付けをしているうちに済んでいた。しかし近頃は「更新して再起動」にして、風呂場の戸の近くに置いておき、済むのを待つようになっていた。下手をすると風呂から出て洗い物をするまで掛かるようになった。このままでは睡眠時間に影響し兼ねないので、先日、夕方にやったら恐ろしく時間がかかった。夜中にやったら本当に睡眠時間を削り兼ねなかった。ほっといて良いようになっていれば「更新してシャットダウン」してしまえば良いのだが、私のパソコンにはちょっと不具合があって、更新プログラムを入れたりするとボタンを押してやらないと止まってしまう仕様になっているので、放置出来ない。
 さて、動かせるようになったら上げるつもりで病院の領収書の裏紙に下書きは作って置いたのだが、まぁ時間が掛かった。これまでも予め分かっているときは予約投稿をしたり、はてなダイアリー時代には留守中の日付で予め投稿したりしてまで毎日投稿する形を取り続けていたのだが、詰まらんことで途切れてしまった。もうそろそろブログと云うのも考え時かも分からんね。
 差当り、投稿日数=投稿数に拘らなくても良くなかったから、‥‥とも思ったのだが、それでは色々と滞ってしまうので「ブログ投稿日数/4760 日 (連続 4760 日)」で仕切り直しにして、新たな、松重豊井之頭五郎のように年々パワーダウンした4760日を目指そうと思う。
 12月31日は、降雨の予報だったので30日に買物を済ませていた。31日に売れ残っている品を買いに行くのが「自助」時代の賢い暮らし方だと思うのだけれども、体調を崩しては難儀なので、家にいることにしたら晴れたので蒲団を干したりしながら「孤独のグルメ」の一挙放送を流していた。私は食に対する欲求が乏しいのか、同じようなものを同じように食べられればそれで良いと思っていて、調査旅行に行ってもよく分からぬ高そうな店に入るくらいならチェーンの安い店で済ませていた。いや、カプセルホテルに泊まって、早朝に立食蕎麦で済ませ、昼はベンチでカロリーメイトを囓っていた。夜、町中華に値段を確かめてから入っていたくらいである。そう云えば土産物を買って帰ったこともない。そこまで切り詰めて、貴重資料閲覧室に籠もりきりで、近隣の観光地に立ち寄ることもなく、ついでに博物館を見ようと思うこともなく、そこの図書館の開架閲覧室を一通り見て廻るくらいで、早めに宿を取って、朝は早めに目が覚めるのでそのままチェックアウトする。駅に行ったらまだ閉まっていたことがあった。シーズンには青春18切符を使っていたから、まぁ在来線でゆっくり移動するのが贅沢だった訳だ。土産物を沢山ぶら下げては在来線を何度も乗り換えていられない。まぁそんな旅ももう久しくしていないのだけれども。――井之頭五郎は出張の序でで、金もあるから町中華にも入るが良さげな店に入ってたっぷり食べる。見ていて、美味しそうだとは思うが、自分も食べたいとは全く思わない。ただ、本当にあちこちに行っていて、東京近郊だと行ったことのある場所が今、こうなっているのか、行ったことのない場所も、こうなっているのか、と思って、そちらの方の興味の方が大きいかも知れない。
 それで、他に見る番組もないし、特に何をする訳でもないので、流したままにしていて、1月1日もテレビをつけたらやっていたので、何となく流して、そしたら緊急地震速報が鳴って表示を見るに能登半島だと云う。遠く離れているのでそれほど揺れないのではないかと思ったら、東日本大震災の何分の1かで、時間もあれの半分くらいだったけれども、結構しっかり揺れたので、これは結構大変なことになっているのではないか、と思って他局に変えてみるとEテレまで地震速報になっている。それでもテレビ東京津波警報の地図を右下に、上部に震度を示してしばらく続けていたが、ついにテレ東まで地震の速報番組になった。
 NHKの女性アナウンサーが絶叫調で避難を呼びかけていたことに、賛否の SNS 投稿がなされていたが、私は「否」の方である。本当に危険な地域ではテレビを見続けていられなかったろう。日本海中部地震以来、地震があると震源が内陸でも「津波の心配はありません」と言うようになった。あれは止めた方が良い。今回は実際にそれなりの、流されて死亡する人も出るくらいの津波があった訳だが、大陸側から跳ね返った波がやってくるとか言っていたのは噴飯物だった。そんなものはもう余程弱まっているので観測されたとしても被害を出すようなものにはならない。余程津波アレルギーになっている。あぁやって津波への警戒ばかり煽ったところに、原発の被害を報道されたくない勢力や、大阪万博などと云う厖大な無駄遣いを中止すべきだと云う輿論が高まることを恐れる勢力が乗っ掛って、被害を過小評価しようと云う流れが形成されたように見える。見せなければ、知らせなければ、気付かない。SNS 上で政府を盲信し、正当な批判までイデオロギーに擦り替えてしまう、愚かな、しかし威勢の良い連中が「出来ない理由」をバラ撒けば、それで批判を弱めることが可能だと既に学習済みである。
 民放テレビ局はお蔵入りになることを恐れてだろうか、2日(早いところは1日の晩)には正月番組を放送し始めた。それが捌けた頃になって「72時間」がどうのと言い始めた。池上彰の選挙特番と同じで手遅れになってから問題を言い立てる。更に遅れて支持団体への年始廻りが終わったらしい総理が急にやってる感を見せ始めた。けれども、急に張り切ったように見えてしまうと当初の認識の甘さが際立ってしまうからか、余り目立たんようにしているらしい。党の選挙対策委員長が出資していた Dappi は姿を消したけれども、ボランティアなのかそれとも金主がいるのか広告で儲かるのか、被災地に乗り込んだ人や、初動の遅れや予算や派遣人数の少なさを批判する SNS を Dappi や黒瀬深なんぞと似たような按配で叩いている。全く呆れるよりない。与党議員が街頭で募金集めをしているのに万単位でイイネしている。阿呆か。マイナや万博や辺野古埋立てにじゃぶじゃぶ金出してるだろう。どうして子供のお年玉から小銭を集めにゃならんのか。何だろう、この「お上の事には間違はございますまいから」と、おかしな神経のお上を称え、お上の意向に従わない、邪魔している連中をやっつけて快哉を叫びたがる正義漢の多さは。元総理だって最期に「出来ない理由を考えるのではなく」と言っていただろう。まぁ、これで南海トラフや関東直下地震などが起きたら、家に備蓄していても出先から帰れるか分からぬし、消火なども優先順位が付いて私らの辺りはしてもらえまいから、もうそこで終わることは分かった。あんな過疎地でピンポイントに入れば良いところまで救援「出来ない」自衛隊ではとても役に立ちそうにない。
 そうすると、はてなブログだっていつまであるか分からんけど、とにかく保存すべきものはネット上にアーカイヴして置かんと、本当にどうしようもなくなる。そこで、祖母の遺品ほどの価値はないけれども、しばらく私の方の著述を上げて置くことにしよう。これは私の著作と云うことになるから、はてなブログの課金システムを試してみることにする。私は基本、誰でも簡単に見得る場所に公開するべきだと思っているし、儲かるとも思っていないが、まぁそのことを確かめるためにやってみるのである。(以下続稿)
1月22日追記】課金記事の投稿だが1月14日付「森満喜子「濤江介正近」拾遺(01)」の前置きに述べたような事情で頓挫している。そして、日課でなくなったことで投稿も滞り気味になっている。