昨日付記事の角川文庫版全6冊のカバー比較の続きで、まずカバー表紙折返しについて。
私の見た『3』初版に掛かっているカバーは版元が平成25年(2013)10月1日「KADOKAWA」になってからのもので、なか見!検索で閲覧できる平成22年(2010)2月の刊行当初のものではない。
刊行当初のカバーは『1』四版『2』四版に同じ。
「KADOKAWA」のカバーはどこが違うかと云うと、6月9日付(04)に引いた作者紹介文の2段落め「現在、愛猫グーグーと猫達との生活を/綴ったエッセイコミックを、「本の旅/人」(角川書店)で連載中。」がなくなっている。これは『2』6版『4』初版『5』初版『6』初版も同じで、グーグーが死に、連載が終了して後に出た本や版はこうなっているのである。
下部は『2』『3』『4』は6月9日付(04)に引いた『1』に同じく3行だが、『5』『6』は2行で、
となっており「米倉みく」が外れている。
カバー裏表紙折返し、6月9日付(04)に『1』四版と『小説版』初版を紹介した。異同は「大島弓子の本」に挙がっている書目である。
『2』四版は「グーグーだって猫である 1〜2」1行分空けて「脚本・監督=犬童一心/ノベライズ=麻井みよこ/グーグーだって猫である 小説版」とある。
『3』初版(なか見!検索)は「グーグーだって猫である 1〜3」1行分空けて「脚本・監督=犬童一心/ノベライズ=麻井みよこ/グーグーだって猫である 小説版」とある。
『4』初版は「グーグーだって猫である 1〜4」1行分空けて「脚本・監督=犬童一心/ノベライズ=麻井みよこ/グーグーだって猫である 小説版」とある。
『3』初版(KADOKAWA)と『5』初版は「グーグーだって猫である 1〜5」1行分空けて「脚本・監督=犬童一心/ノベライズ=麻井みよこ/グーグーだって猫である 小説版」とある。
『6』初版と『2』6版は「グーグーだって猫である 全6巻」1行分空けて「脚本・監督=犬童一心/ノベライズ=麻井みよこ/グーグーだって猫である 小説版」とある。(以下続稿)