瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

Guy de Maupassant の文庫本(5)

・青柳瑞穂 訳『モーパッサン短編集』(4)
新潮文庫1946 (一)
 12月18日付(4)の続きで①四十刷、②四十一刷改版・四十二刷③四十三刷改版の本体について。
 頁付がある最終頁の裏、②には中央下寄りに明朝体で小さく3行の断り書きがある。

 本作品中には、今日の観点からみると差別的表現ととられかねない箇所が散見し/ますが、作品自体のもつ文学性ならびに芸術性、また訳者がすでに故人であるとい/う事情に鑑み、原文どおりとしました。          (新潮文庫編集部)


 ③は書き出しが「本作品集中には、‥‥」となっており、以下1字ずつズレている。
 目録、①四十刷は12頁、ここまでの検討に含めていない①三十刷とともに別にメモすることとする。②は「新潮文庫最新刊」1頁のみ。③四十三刷改版は15頁、最後の3頁は「新潮文庫最新刊」。①四十刷と共通するものを拾うに、位置も一致するのは1頁め1点め「〈モーパッサン/新庄嘉章訳〉 女の一生」2点め「〈モーパッサン/青柳瑞穂訳〉 脂肪の塊・    /     テリエ館」のみで、他に①四十刷5頁1点め③四十三刷改版10頁め1点め「中村能三訳 サキ短篇集」のみの計3点、①四十刷6頁6点め「〈ジョイス/安藤一郎訳〉 ダブリン市民」は③四十三刷改版10頁め6点め「〈ジョイス柳瀬尚紀訳〉 ダブリナーズ」になっている。
 奥付、①四十刷と②四十一刷改版は見たところ同じレイアウトだが組み直されている。異同はそれぞれの発行日のみ。②四十一刷改版と②四十二刷の異同は発行日の3行めの追加と、最下部のISBNコードが12月17日付(3)の最後にメモしたように、10桁と13桁。②四十二刷と③四十三刷改版の異同は発行日のみで、2行めの改版発行日と3行めの有無。(以下続稿)

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 相互リンクの誘いを受けたのですが、2011年2月13日付「コメント欄について」に述べたのと同様の理由で、直接当ブログの記事と関係するとは限らないサイトや記事とはリンクしないことにします。余り目立っても仕方がないですし、漫画の記事が続いたかと思うと文庫版の改版状況を追い掛けたり、怪異談について突っ込みを入れたり、國文學界に毒突いたり、――まぁ本当に好い加減にやっているので、知人にも当ブログのことは知らせていません。たまには覗いてやらないと不義理だと思わせるのが心苦しいのです。何か検索で引っ掛かった人が偶然来て、もちろんどうでも良い記事が圧倒的多数でしょうけれども、検索窓で選んだ過去記事に目を通してもらえればそれで良いでしょう。――「赤マント」について、新聞・雑誌記事と幼時にこのデマに恐怖した人たちの書いた小説や回想記などを纏めた本を出せれば、と云うのが目下の望みです。その他の記事にも若干ですが、それなりに興味深いものに書けたので、もっと目に付くところに飾って置きたい、と思うものもあります。そういうものの目録を作って……今年の4月1日に出版予告(!)として出すこととしましょうか。