瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

宇井無愁の上方落語研究(7)

角川選書11『日本人の笑い』(6)
 2月12日付(5)の続きで、六版の奥付について見て置こう。
 3版と違って縦組みでやや左寄りで右の余白が広い。まづ縦線(13.7cm)の2本の間(0.7cm)最上部にやや小さく「角川選書――11」とあり、その左は上段が狭く下段が広い2段組、上段には右寄りで

日本人の笑い
昭和四十四年一月二十日 初版発行
昭和五十一年六月 十 日 六版発行
著者――宇井無愁
©Mushu Ui 1969
Printed in Japan

とあって文字はやや小さく、ゴシック体は全てやや小さい。明朝体は標題と著者名のみ大きく、アルファベットの行は横転。行間は発行日の2行のみ詰まる。但し文字の大きさはブラウザによって表示が変わって調整が難しいので、明朝体で大きい文字は仮に灰色太字で示した。
 下段との間、中央やや上に羽を銜え翼と脚を拡げた鳳凰、下段には

発行者――角川春樹 発行所――株式会社角川書店
東京都千代田区富士見二―一三―三 郵便番号一〇二
電話東京〇三―二六五―七一一一(大代表) 振替東京三-一九五二〇八
装幀者――杉浦康平 協力――鈴木一誌+杉浦冨美子
印刷所――暁印刷株式会社 外装印刷――旭印刷株式会社
製本所――株式会社宮田製本所
定価はカバーに表示してあります
落丁・乱丁本はお取り替えいたします
0310-703011-0946(1)

とあって、漢数字は全て半角、最後の算用数字の1行は横転。(以下続稿)

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 背黄青鸚哥に与えた青梗菜の芯を水に浸けて置くと切り口に根が出て来る。これを土を掘って植える。例年腰の高さくらいに成長するのだが、今年は寒さで成長せず、その上1週間ほど雪に埋もれて枯死はしなかったが殆ど育っていない。芯から成長した青梗菜は、背黄青鸚哥は食べないので、野菜も高いことだし私が食べようと思っていたのだが、なかなか上手く行かないものだ。庭の梅は雪の前に1輪咲いていて、雪にも耐えていたが今や五分咲きになった。雪の影響が全くなかったかと云うと、蕾が相当数落ちたようだ。そして、梅花を見ると思うのだ、いよいよ花粉の季節だと。