瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

いまに語りつぐ『日本民話集』伝説・現代民話(4)

 昨日の続きで「現代民話」の3冊め。要領は一昨日に同じ。
⑫『乗物とメディアの怪』編集:渡辺節子・233頁・95話
1章め「車に乗りこんでくるモノ」扉(頁付なし)13頁、章解説14頁(渡辺節子)
一 幽霊の探し物 宮城県宮城県 岩崎としゑ)15~18頁
二 家族に別れ 高知県(報告 山中正義)19~20頁
三 供養の地蔵 東京都(東京都 根岸真理子)21~23頁(22頁挿絵→章扉カット)
四 映画を見に(報告 荒井千賀子)24~25頁
五 乗せてくれない 新潟県新潟県北蒲原郡 小谷フミ報告)26~28頁
六 車のシートにセーターが…… 東京都(タクシー運転手)29~30頁
七 焼場のそばまで 長野県(東川多寿男/報告 松谷みよ子)31~33頁
八 お客がいなくなる 北海道(北海道函館市 高尾亜樹子)34~35頁
九 足がない(報告 女子短期大学生)36頁
十 青山墓地のビックリマーク 東京都(佐久間務)37~38頁
十一 乗車拒否(岩倉千春)39~41頁(40頁挿絵)
十二 のっぺらぼう(タクシー運転手)42~44頁(43頁挿絵)
十三 おぶさりドスン(大山英子)45~46頁
十四 バイクで走ると転ぶ 東京都(二十代の男性)47~48頁
十五 しがみつく女 北海道(北海道上磯郡 五十嵐雅代)49頁
十六 背中がひんやり(男子大学生/報告 樋口淳)50頁
2章め「車を追いかけてくるモノ」扉(頁付なし)53頁、章解説54頁(渡辺節子)
十七 甲山の牛女 兵庫県(女子大学生/報告 三原幸久)55~56頁
十八 一〇〇キロばあちゃん 北海道(男子大学生/報告 樋口淳)57~58頁
十九 ヒッチハイク婆(女子短期大学生/報告 常光徹)59~61頁(60頁挿絵→章扉カット)
二十 夜中の謎の人物(男子大学生/報告 大島広志)62~63頁
二十一 歩く女 京都府(男子大学生/報告 三原幸久)64~65頁
二十二 走るお婆さん(男子大学生/報告 大島広志)66~67頁
二十三 霧(女子短期大学生/報告 岩倉千春)68~69頁
二十四 死者が乗る幽霊電車(女子中学生/報告 常光徹)70~72頁(71頁挿絵)
二十五 幻の汽車 北海道(北海道函館市 田中理香子)73~74頁
二十六 片耳の車 北海道(女子大学生/報告 岩倉千春)75頁
二十七 ちんちん電車 大阪府(女子大学生/報告 三原幸久)76~77頁
二十八 無人のバイク(男子中学生/報告 常光徹)78頁
二十九 首のないライダー 茨城県(大学生/報告 大島広志)79頁
三十 一礼(男子高校生/報告 米屋陽一)80頁
三十一 奥多摩をさまよう “イージー・ライダー” の亡霊 東京都 81~83頁
三十二 ワイヤーロープ 北海道(北海道函館市 工藤康子)84頁
三十三 だから…… 北海道(北海道檜山郡 柳原香織)85頁
三十四 女の頭 北海道(北海道函館市 丸山美由貴)86頁
三十五 なんで言ってくれなかったんだ(女子大学生/報告 三原幸久)87~88頁
3章め「車に取りついたモノ」扉(頁付なし)89頁、章解説90頁(渡辺節子)
三十六 五万円のソアラ 群馬県(平石亘)91~93頁
三十七 事故車に乗ると(中本勝則)94~95
三十八 中古車に写る 京都府(山本孝一)96~99頁(98頁挿絵→章扉カット)
三十九 動かせば、祟る(男子大学生/報告 樋口淳)100頁
四十 乗せて下さい 愛媛県愛媛県 大西傅一郎*1)101~102頁
四十一 中古船の怪 香川県香川県 報告 尾池兼雄)103~105頁
四十二 どうして落ちなかったの(女子大学生/報告 大島広志)106~107頁
四十三 死んじゃえばよかったのに(女子短期大学生/報告 岩倉千春)108~109頁
四十四 のりうつる(女子短期大学生/報告 岩倉千春)110~111頁
四十五 足をつかむ手(女子短期大学生/報告 岩倉千春)112~113頁
四十六 廃バスの中で 群馬県(平石亘)114~115頁
四十七 事故車についてくる(三十代の男性/報告 杉本栄子)116~120頁
四十八 パッシング(女子短期大学生/報告 岩倉千春)121~122頁
四十九 車に手形(女子短期大学生/報告 岩倉千春)123-125頁(124頁挿絵)
五十 交通事故と地蔵さん(女子大学生/報告 三原幸久)126頁
五十一 手のあと 北海道(北海道函館市 米谷奈子)127~128頁
五十二 ゲタに注意 北海道(北海道函館市 佐藤しづみ)129~130頁
五十三 千軒トンネル 北海道(北海道函館市 石橋亜希)131頁
五十四 飛び出す幻(東京都の女子短期大学生/報告 岩倉千春)132頁
五十五 飛び出す幻――警戒標識人形(女子大学生/報告 大島広志)133頁
五十六 お前だ(女子高校生/報告 米屋陽一)134~135頁
3章め「車に取りついたモノ」扉(頁付なし)137頁、章解説138頁(渡辺節子)
五十七 落ちるエレベーター(関谷玲子)139頁
五十八 パソコン通信の怪談(平石亘)140~142頁
五十九 拘置所の赤い灯(土井郷誠)143~146頁
六十 ビデオにうつる(山口幸彦)147~149頁(148頁挿絵)
六十一 廃墟の家「けんちゃんハウス」(女子大学生/報告 大島広志)150~151頁
六十二 携帯電話の電波(男子大学生/報告 大島広志)152頁
六十三 あの世からの心電図(岩倉千春)153頁
六十四 自動車工場のライン(マツダ勤務 男性)154頁
六十五 もっと叩いて(東京都の女子短大生)155頁
六十六 「オ、俺だよ」(河西美仁)156頁
六十七 死者からの電話(ラジオ局勤務の女性)157~160頁(159頁挿絵)
六十八 命日を知らせる電話(報告 河西美仁)161頁
六十九 着メロ 東京都(東京都 大学生)162~164頁
七十 殺人現場に 東京都(東京都 井上由紀子)165頁
七十一 浮かび出る 大阪府大阪府 加藤敦子)166~167頁
七十二 死の瞬間のおもい 東京都(東京都小平市 岡野久美子)168頁
七十三 鳴門競艇場の白昼夢 徳島県 169~172頁
七十四 増えていく人 東京都(東京都小平市 矢部敦子)173~174頁
七十五 恐山の赤い稲妻 青森県(男子大学生/報告 大島広志)175~176頁
七十六 万華鏡(山口幸彦)177~179頁
七十七 バックコーラス(女子高校生/報告 米屋陽一)180頁
七十八 カーナビ(男子大学生/報告 大島広志)181~184頁(183頁挿絵→章扉カット)
七十九 「Mac」と恋人(男子大学生/報告 大島広志)185~186頁
八十 気難しいポルシェ(女子短期大学生/報告 岩倉千春)187~188頁
4章め「メディア・社会の舞台裏」扉(頁付なし)189頁、章解説190頁(渡辺節子)
八十一 NHK 191~196頁
 ㈠(東京都 報告 杉みき子)191頁2~6行め
 ㈡(岩手県 小野寺瑞穂)191頁7行め~194頁3行め
 ㈢(京都府 杉沢礼)194頁4行め~195頁2行め
 ㈣(神奈川県 柏秀人)195頁3行め~196頁
八十二 死者からのサイン 東京都(東京都 鈴木良平)197~199頁(198頁挿絵→章扉カット)
八十三 墓地の上のスタジオ 東京都(石崎敬子)200頁
八十四 ソニータイマー(平石亘)201~202頁
八十五 致命的欠陥(東京都 男性)203~204頁
八十六 謎の音楽(男子大学生/報告 大島広志)205頁
八十七 電子メール爆弾(男子大学生/報告 大島広志)206頁
八十八 特別な洗剤 東京都(東京都 佐久間務)207~208頁
八十九 原発事故 209~211頁
 (岩倉千春)209頁2行め~211頁1行め
 (平石亘)211頁2~9行め
九十 コブレター(男子大学生/報告 大島広志)212~213頁
九十一 棒の手紙(女子大学生/報告 大島広志)214頁
九十二 チェーンレター(女子大学生/報告 大島広志)215~216頁
九十三 チェーンメール 217~218
九十四 メリーさんの電話(女子大学生/報告 大島広志)219~221頁
九十五 当り屋(共に女子大学生/報告 大島広志)222~224頁
 ㈠222頁2行め~223頁
 ㈡224頁
 100話収録されていることになる。(以下続稿)

*1:7月28日追記】出典の『現代民話考Ⅲ』を見る機会がないが、ちくま文庫版『現代民話考[3]』を見るに、94頁6・9行め「大西傳一郎」とある。――これは2012年5月2日付「山下武『20世紀日本怪異文学誌』(06)」等に指摘したように、良くある間違いである。