瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

「木曾の旅人」と「蓮華温泉の怪話」拾遺(158)

・怪談レストラン❸『殺人レストラン』(1)
 本書に、「蓮華温泉の怪話」系統の話が収録されていることは、以前から気付いていて、はてなダイアリー時代に「(仮)殺人レストラン」と題する下書きを2011年10月24日に作成して、2018年7月23日まで加筆していたのだけれども、2018年8月18日付(035)の註に本書について言及したきりで、何となくそのままになっていた。まづはこの草稿を、そのまま上げて置こう。

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怪談レストラン編集委員会『怪談レストラン③ 殺人レストラン』責任編集 松谷みよ子
絵 たかいよしかず

上製本
【第16刷】(1996年8月10日第1刷発行・2004年3月20日第16刷発行・定価1000円)
奥付裏の広告「怪談レストラン 30巻 好評発売中 !!またまた恐怖のレストランがオープンしました・29巻・30巻をどうぞ。
 順序が乱れているが、横組みの奥付のうちゴシック体等8行、その下に細字のアルファベットを主とした6行のうち5行め右端に「144p 17.3×12.3cm」とある。以下の上製本の奥付はここが「17.9×12.9cm」となっており、本文用紙の大きさではなく表紙の大きさを示している。すなわちこの「2004年3月20日第16刷発行」というのは並製本の刷次で、誤って上製本に製本してしまったものと思われる。
【第7刷】(1996年8月10日第1刷発行・2002年4月24日第7刷発行・定価1000円)
 第7刷と第15刷のカバー、裏表紙、左上のバーコード2つ同じ。右上の1行め「ISBN4-494-00475-8」→「ISBN978-4-494-00475-1」、2~3行め「C8293 \1000E/定価 本体1000円(税別)」は一致。私の見た第15刷のカバー折返しが切除されている。
 第7刷、表紙折返しは並製本第8刷に同じ。カバー裏表紙折返しに表形式で「第1巻|幽霊屋敷レストラン」の如くに第20巻までの書名を示す。左の枠は周囲と同じく黄色地、右の標題の枠は白地。
【第10刷】(1996年8月10日第1刷発行・2005年8月2日第10刷発行・定価1000円)
奥付裏の広告、上部に横組みで「怪談レストラン/1~37巻 好評発売中!!」と題して、星空を背景にした月面のようなところで、右に頭が大きく手足が細く手は3本指の宇宙人が立ちその右に吹き出しはなく「ワタシタチノ/ホシノホンヤニモ/ゼンブ ウッテルヨ!!」と縦書きのペン字、左は遠景でUFOや建物があり、家の前に本を持った両腕で上げた2人の宇宙人が立っていて、左が「(36)人食い花レストラン」右が「(37)謎のメールレストラン」を掲げ、その上に横書きのペン字で「あたらしくオープンした/レストランはこの2巻!!」とある。下部に横組み3列(1列12点)の角切の表形式で第35巻まで(最後の1つ分空白)、以下1段に5点ずつ左から右の順で30冊の書影を並べる。
【第11刷】(1996年8月10日第1刷発行・2006年4月1日第11刷発行・定価1000円)
奥付裏の広告、上部に横組みで「怪談レストラン/1~39巻好評発売中 !!」と題し、以下1段に5点ずつ左から右の順で30冊の書影を並べる。
【第12刷】(2008年5月15日第12刷)
奥付裏の広告「怪談レストラン/1~50巻/好評発売中!!」
 第11刷と第12刷の奥付の異同は、それぞれの発行日、住所が新宿区三栄町から文京区千石に、「製本……株式会社ハッコー製本」が「製本……大口印刷製本株式会社」、そして最後の行の「インターネットホームページ」の1行、ゴシック体から明朝体に。
【第15刷】(1996年8月10日第1刷発行・2011年3月15日第15刷発行・定価1000円)
奥付裏の広告「怪談レストラン/1~50巻/好評発売中 !!」
表見返し「4コママンガ/コツコツガイコツ!!」遊紙「殺人レストラン ハイパー迷路*1
裏見返し「4コママンガ/わたしはギャルソン」遊紙「殺人レストランあみだくじ*2
【第17刷】(1996年8月10日 第1刷発行・2015年5月12日 第17刷発行・定価1,200円)*3
怪談レストラン(3)殺人レストラン

怪談レストラン(3)殺人レストラン

  • 発売日: 1996/08/10
  • メディア: 新書
並製本141頁
【第8刷】(1996年8月10日第1刷発行・2001年3月20日第8刷発行・定価600円)奥付の裏、最後のページに広告、上部に「怪談レストラン」とあって①②③/④⑤/⑥⑦⑧/⑨⑩の順に書影を示し、下部にTHRILLER RESTAURANT/全10巻好評発売中」とある。カバー裏表紙折返しに表形式で「第1巻|幽霊屋敷レストラン」の如くに第10巻までの書名を示す。左の枠は周囲と同じく黄色地、右の標題の枠は灰色地。下部の余白に黒い髑髏(蝶ネクタイは赤で眼窩などの穴は白)が赤い吹出しに白抜き明朝体縦組みで「背すじが/ゾクゾク!! *4
 カバー裏表紙の上部、バーコード1つめ「9784494004690」上製本「9784494004751」2つめ「1928293006006」上製本「1928293010003」、右上の3行め「ISBN4-494-00469-3/C8293 \600E/定価 本体600円(税別)」
【第18刷】(1996年8月10日第1刷発行・2004年6月28日第18刷発行・定価600円)広告「怪談レストラン 30巻 好評発売中!!/またまた恐怖のレストランがオープンしました。29巻・30巻をどうぞ。」と題し、以下1段に5点ずつ左から右の順で30冊の書影を並べる。奥付の住所は新宿区三栄町。カバー裏表紙は第8刷に同じ。カバー背表紙の上部を人魂型に白く抜いて「」。
【第25刷】(1996年8月10日第1刷発行・2007年3月20日第25刷発行・定価600円)広告「怪談レストラン1~44巻 好評発売中 !!」
【第36刷】(1996年8月10日第1刷発行・2009年12月22日第36刷発行・定価600円)広告「怪談レストラン1~50巻 好評発売中 !!」
【第43刷】(1996年8月10日第1刷発行・2012年6月8日第43刷発行・定価600円)広告「怪談レストラン1~50巻 好評発売中 !!」

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 その後、次の並製本を見ている。
【第40刷】(1996年8月10日 第1刷発行・2010年8月30日 第40刷発行・定価600円)奥付裏、「怪談レストラン/1~50巻/好評発売中!!」
 それでは次回、「とうげの一けん家」と題する「蓮華温泉の怪話」系統の話の改作を、見て置くこととしよう。(以下続稿)

*1:振仮名「さつじん」。

*2:振仮名「さつじん」。

*3:2021年2月11日追加。

*4:ルビ「せ」。