瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

祖母の蔵書(22)吉川英治①

 私は、2011年1月1日付「森鴎外『雁』の年齢など」にも書いたように、皆が読むような本は別に私が読まなくたって良いだろう、と云う考えだったので吉川英治は読む機会がなかった。吉川英治記念館には、もう30年くらい前、父と御岳山に登った序でに立ち寄ったのだけれども。
 NHK大河ドラマ武蔵 MUSASHI」のことは殆ど覚えていないが、ビートたけしの演技が「馬鹿野郎!」と言いそうな雰囲気で浮いていたこと、敵との対決でも全くわくわくしなかったことを覚えている。特に一乗寺下り松の、茂みの中から飛び出して子供を一刀の下に斬殺する場面では、私も家人もドン引きした。
 それで、後半は余り見ていないように思う。当時は Twitter もなかったから、一応見届けて、人々の突っ込みを愉しむ、と云う視聴習慣がなかった。
 家人が実家に帰省した折、父親に、大河ドラマが面白くないんだが、原作の吉川英治の『宮本武蔵』は面白いのか、と尋ねると「そりゃ面白いさ~。いっぱい敵が出て来てね。鎖鎌の宍戸梅軒とか、‥‥」と滑らかに語り出したので、鎖鎌の人は出て来たけど、‥‥と歯切れ悪く抗弁して、どうにも嚙み合わなかったとのことであった。
 祖母の家に『宮本武蔵』があるかどうか、差当り紙袋に纏めてあった次のセットから取り上げて置く。 
吉川英治歴史時代文庫『三国志講談社

33 ㈠一九八九年 四 月十一日第 一 刷・一九九八年十二月十五日第二十六刷・定価718円・511頁※ 帯あり「浅田次郎絶賛 !! 」推薦文。
※ 栞あり「吉川英治歴史時代文庫」。
34 ㈡一九八九年四月十一日第 一 刷・一九九八年十月二十日第二十一刷・定価718円・501頁35 ㈢一九八九年四月十一日第 一 刷・一九九八年十月二十日第二十二刷・定価718円・477頁※ 栞あり「吉川英治歴史時代文庫」。
36 ㈣一九八九年 四 月十一日第 一 刷・一九九八年十二月十五日第二十三刷・定価718円・459頁※ 帯あり「浅田次郎絶賛 !! 」推薦文。
37 ㈤一九八九年四月十一日第 一 刷・一九九九年一月十四日第二十三刷・定価718円・491頁38 ㈥一九八九年五月十五日第 一 刷・一九九八年十月二十日第二十一刷・定価718円・491頁39 ㈦一九八九年五月十五日第 一 刷・一九九七年二月十四日第十九刷・定価718円・469頁※ 栞あり「吉川英治歴史時代文庫」。
40 ㈧一九八九年 五 月 十五 日第 一 刷・一九九八年八月三十一日第二十二刷・定価718円・425頁 帯と栞は同じもの。なお㈠には書店で配っていたらしき両面カラーの栞も挟まる。片面は「ディノスディノスコレクション ’98秋冬号」もう片面はフジサンケイグループのショッピングカタログ「Gems Studio」No.2。
 カバー背表紙の最下部及び帯の背表紙側最下部の定価表示が㈦のみ「P740」他は「Y718」。カバー裏表紙も同じ。(以下続稿)