瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

祖母の蔵書(23)司馬遼太郎②

 祖母は『街道をゆく』の文庫版を17冊(うち1点ダブり)所蔵していた*1。既に書いたように仏間の本棚、寝室の本棚、客間のクローゼットの3箇所に分散して収まっていたので、或いはまだ他にあるかも知れない。
 司馬遼太郎は人気があるせいか、版元が改装して出したがる。そのため、祖母の持っている朝日文庫街道をゆく』の書影は、どうしたって現行版が表示されてしまう。
朝日新聞社の文庫版シリーズ『街道をゆく
『8 種子島みちほか昭和54年1月5日 第1刷印刷・昭和54年1月20日 第1刷発行・定価340円・304頁
『10 羽州街道佐渡のみち昭和58年1月20日 第1刷発行・定価340円・227頁
『11 肥前の諸街道昭和58年2月20日 第1刷発行・定価320円・202頁
『12 十津川街道昭和58年3月20日 第1刷発行・定価300円・172頁
朝日文庫街道をゆく朝日新聞社
『13 壱岐対馬の道昭和60年5月20日 第1刷発行・定価360円・244頁
 この5冊は和紙風のカバーで、カバー表紙折返しの下部に明朝体横組みでごく小さく「カバー装画・芹沢銈介」とあって、同じ版画の色違いである。なお、カバー表紙の右下に『12』まで横組みで「朝日新聞社」とあり、カバー背表紙の下部にも縦組みで「朝日新聞社」とあったが『13』ではどちらも「朝日文庫」のロゴマークになっている。すなわち、奥付の後に附されている目録を見ても「朝日文庫」になったのは『13』からで『12』までは「朝日新聞社の文庫版シリーズ」だった。
[し]1-18『17 島原・天草の諸道昭和62年1月20日 第1刷発行・定価380円・291頁
※ カバー表紙には「・島原半島/・天草の諸道」点は白抜き、カバー背表紙には「島原半島天草の諸道」。
[し]1-22『21 神戸・横浜散歩ほか1988年9月20日 第1刷発行・定価380円・257頁
※ 帯あり「最新刊」
[し]1-23『22 南蛮のみち Ⅰ1988年10月20日 第1刷発行・定価500円・380頁
※ 帯あり「最新刊」
[し]1-24『23 南蛮のみち Ⅱ1988年11月20日 第1刷発行・定価360円・234頁
※ 帯あり「最新刊」
[し]1-25『24 近江・奈良散歩1988年12月20日 第1刷発行・定価440円・336頁
※ 帯あり「最新刊」
[し]1-25『24 近江・奈良散歩1988年12月20日 第1刷発行・定価440円・336頁
※ 消費税導入後のカバー。刊行当初のカバーとの異同は、背表紙最下部「440」が「453」に太い下線。裏表紙最下部にOCR-Bと漢字は細いゴシック体で「ISBN4-02-260521-9 C0126 ¥440E 定価440円」とありその上に中央揃え「朝日新聞社」とあったのが、「ISBN4-02-260521-9 C0126 P453E」の上、左詰めで「朝日新聞社」やや横長のゴシック体、右詰めで「定価453円(本体440円)」括弧は明朝体
[し]1-26『25 中国・閩のみち1989年1月20日 第1刷発行・定価360円・242頁
※ 帯あり「最新刊」
[し]1-28『27 因幡伯耆のみち、檮原街道1990年7月20日 第1刷発行・定価388円・293頁
※ 帯あり「最新刊」
[し]1-29『28 耽羅紀行1990年8月20日 第1刷発行・定価359円・305頁*2
[し]1-30『29 秋田県散歩・飛驒紀行1990年9月20日 第1刷発行・定価359円・306頁
※ 帯あり「最新刊」
[し]1-31『30 愛蘭土紀行Ⅰ1993年6月15日 第1刷印刷・1993年7月1日 第1刷発行・定価515円・271頁*3
※ 帯あり「朝日文芸文庫/新刊」裏表紙側「朝日文芸文庫最新刊」10点13冊の最後に本書が「Ⅱ」と纏めて挙がっているが背表紙側「朝日文庫」。
[し]1-33『32 阿波紀行・紀ノ川流域1993年10月15日 第1刷印刷・1993年11月1日 第1刷発行・定価515円・260頁
※ 帯あり「朝日文芸文庫/新刊」裏表紙側「朝日文芸文庫最新刊」8点11冊の最後に本書も挙がっているが背表紙側「朝日文庫」。
・朝日文芸文庫『街道をゆく朝日新聞社
[し]1-41『オホーツク街道 街道をゆく381997年1月15日 第1刷印刷・1997年2月1日 第1刷発行・定価600円・402頁

※ 帯あり「新刊」
 なお『17』以降は朝日文庫の現行の装幀となっているが、『29』まではカバー背表紙の最上部が青であったのが、『32』と『38』は赤である。
 それから『32』までは Amazon では書影を表示出来ない。2度改装されているらしいのである。
 私は司馬遼太郎のようなベストセラー作家は敬して遠ざけていたから、読んでいないのだけれども、何処かで手にした芹沢銈介装画のカバーの手触りが懐かしい。しかし、あれは何処にあったのだろうか、それも、もう思い出せない。(以下続稿)

*1:8月17日追記】投稿当初「16冊」としていたが1冊見付かったので「17冊」に改めた。

*2:8月19日追加。

*3:8月17日追加。