・朝日新聞社の文庫版シリーズ『天皇の世紀』
⑴ 黒船渡来(昭和52年9月5日 第1刷印刷・昭和52年9月20日 第1刷発行・定価360円・300頁)
⑷ 反 動(昭和52年10月5日 第1刷印刷・昭和52年10月20日 第1刷発行・定価320円・250頁)
⑸ 有志者(昭和52年10月5日 第1刷印刷・昭和52年10月20日 第1刷発行・定価340円・266頁)
⑹ 攘 夷(昭和52年11月5日 第1刷印刷・昭和52年11月20日 第1刷発行・定価360円・306頁)⑺ 義 兵(昭和52年11月5日 第1刷印刷・昭和52年11月20日 第1刷発行・定価340円・275頁) 祖母は大佛次郎を特に愛読していて、全17冊の本作も⑺までは出る度毎に買っていたのが中断してしまったようだ。しかし仏間の硝子棚の目立つところにあったから気に入らなかったと云う訳でもなさそうなのだが、――想像を逞しくすると、祖母の母方の祖父は桑名藩士の家の出で、陸軍に入ったが酔うと「薩長の奴らめ」と管を巻いていたと云う*1。『天皇の世紀』はこの後『⑻長州』『⑼奇兵隊』と続く。この『⑻長州』に拒否反応があって、止めてしまったらしく思われるのである。
* * * * * * * * * *
昨日は、昨日メモした17冊も追加して、祖母の持っていた鞍馬天狗を一纏めにするつもりだったのだが、何だか疲れてしまって今日、昨日の記事に追加するつもりでいたのだが、どうも疲れが抜けず、17冊を別に記事にして今日投稿しようかとも思ったのだが、それも面倒になったので一昨日メモして祖母宅の段ボールに仕舞い込んだ『天皇の世紀』のメモを投稿することにした。
鞍馬天狗等の17冊は、やはり昨日の記事に追加して置くこととしたい。(以下続稿)
*1:祖母が生れる前に死んでいるので伝聞。