瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

祖母の蔵書(151)森村誠一

 寝間の隅の小簞笥の下の段ボールに3冊あった。
・角川文庫10688/も 3-42 『棟居刑事の推理』平成十年五月二十五日 初版発行・定価476円・角川書店・268頁

朝日文庫 も 6-5『虹の刺客 小説・伊達騒動 上1999年11月1日 第1刷発行・定価780円・朝日新聞社・490頁※ 帯あり「歴史・時代小説フェア/最新刊」書影に同じ
※ 栞あり「朝日文庫」「朝日文芸文庫
※ 卷三つ折チラシ「朝日新聞社の文庫1999 Oct.~Dec.
朝日文庫 も 6-6『虹の刺客 小説・伊達騒動 下1999年11月1日 第1刷発行・定価780円・朝日新聞社・462頁※ 帯あり「歴史・時代小説フェア/最新刊」書影に同じ
※ 栞あり「朝日文庫」「朝日文芸文庫
※ 卷三つ折チラシ「朝日新聞社の文庫1999 Oct.~Dec.
 この2冊は7月2日付(092)に追加した中公文庫『日本の詩歌 別巻 日本歌唱集と同様に、O-net とケイプロモーションのカバーが掛かっていたので甚だ綺麗である。外側(表紙側・背表紙側・裏表紙側)の柄は『日本の詩歌』に掛っていたものに同じだが、1箇所、裏表紙側の最下部右寄りに明朝体横組みで「特許出願中」とあるのが異なる。
 裏表紙側折返しとその裏のペンダントの広告は『日本の詩歌』に掛っていたものに一致。
 裏表紙側の裏面がこれらの注文用の「郵便はがき」で「〈株式/会社〉ケイプロモーション/通販事業部 行」、「料金受取人払」子持枠に「芝 局 承 認2 3 9 6」その下「差出有効期限平成12年12月1日まで  【切手不要】」とある。
 この手のカバーは、当初、残して置いても仕方がないし、保存状態の良いことのアピールにもなるかと思って、掛けたまま新古書店に持ち込んでいたのだが、こう安いと余り意味がないと思って外して、別に永久保存するつもりではないが、しばらく取って置くことにした。O-net とケイプロモーションのカバーは他に何種類かあるので、後で纏めて検討することにしよう。
 表紙側折返しの裏の「オーネット結婚チャンスカード」も同様の「料金受取人払」の「郵便はがき」だが、こちらの「差出有効期限」は「平成12年6月30日まで  」である。『日本の詩歌』のものは「平成11年6月30日まで  」である。詳しくは別に検討する機会に回すことにしよう。しないかも知れんけど。

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 以上3冊は新古書店に引き取ってもらえる条件を備えていたので持ち帰り、最初の1冊は7月28日に、後の2冊は8月18日にメモを取って、左程間を置かず新古書店に持ち込んで、もちろん幾らにもならなかった。――他に何冊かあって、持ち帰ったものもあるがメモを取って残して来たものもある。追って追加することとする。(以下続稿)