瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

手塚治虫『ブラック・ジャック』(1)

大林宣彦監督『瞳の中の訪問者』(1)
 昭和52年(1977)11月26日公開。

サウンドトラック
ふりむけば愛/瞳の中の訪問者

ふりむけば愛/瞳の中の訪問者

・ポスター
 なんだか昭和52年公開の物議を醸した漫画実写映画を取り上げるシリーズみたいになって来たが、確かに新しい映画には余り惹かれない。いや、先年、豊橋に調査に行ったとき、豊橋市は映画『みんな!エスパーだよ!』を応援しています、みんなで見に行こう、と云った看板を目にして、その後渋谷に見に行ってしまった。確かに豊橋路面電車や公会堂などは懐かしかったが、この映画を市が応援してしまって良いのかと困惑した。……もし再見の機会があれば記事にしよう。
 それはともかく、漫画『ブラック・ジャック』は、昭和13年(1938)2月生の父(大林氏と同学年)が手塚氏を天才と評価していて、家に『人間昆虫記』の「COM名作コミックス増刊」版があり、また「恐怖コミックス」の分類の『ブラック・ジャック』の単行本も買っていた*1し、それから仏像を愛好していた幼稚園児(!)の私のために『ブッダ』の単行本を講読していた*2。自分では買わなかったからそれ以外の作品は、若干図書館で読んだ程度である。(以下続稿)

*1:兄が買っていた「週刊少年チャンピオン」に掲載されていたのも見たはずだが、記憶していない。

*2:但し私が気に入ったのは美術品としての仏像であって、仏教には仏像鑑賞の助けとなる以上の知識を求めなかったらしく、内容はあまり記憶していない。