瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

祖母の蔵書(156)辞書②

大野晋佐竹昭広・前田金五郎 編『岩波古語辞典』1974年12月25日 第1刷発行©・1975年4月5日 第2刷発行・¥ 2200・岩波書店・一四八八頁・B6判上製本函入

岩波古語辞典

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※ 帯あり、書影にほぼ同じだが、最下部左、書影には「定価 2200 円」とあるが祖母の蔵書には「特価 1900 円(定価 2200 円)」とある。また本体にはセロファンのカバーが掛かっている。この特価の期間だが帯の背表紙側に縦組みで「日本語全体像解明する」との惹句に添えて小さく「特価一九〇〇円(期限四月三十日)」とある。昭和50年(1975)の新年度までこのキャンペーンをやっていたようだ。祖母もそれで書店で目にして購入したのであろう。

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 7月18日にメモ。仏間の硝子棚にあったはずである。以前から手許に備えて置きたいと思っていたのでこれは残してある。
 しかし、辞書の殆どは、重いし、やはり情報が古いし、今はネットの辞書で済ませてしまうので祖母宅に残して来た。
 そのメモを入力してから投稿するつもりだったのだが「江戸と東京」を終えてから少々虚脱気味でまだメモを整理し直すところまで気分が乗らない。よって書掛けの記事を投稿して徐々に気持ちを上げて行こうと思っている。
 と、「祖母の蔵書(156)辞書」と題して投稿してしまってから見直したら、既に8月30日付「祖母の蔵書(150)辞書」があった。どうも、時間を空けると忘れてしまう。しかし、ソファ脇にあって薄汚れていたものと、仏間の硝子棚の中にきちんと収めてあったものとでは、その保管の態度と購入時期等も異なるので今更同じに纏めるのも(しかもきちんと保管されていた方を追加する形で)妙な感じなので、別立てにしようと思うのである。よって8月30日付の方は「辞書①」とする。いや、そもそも8月30日付は、この『岩波古語辞典』のメモがあったことを忘れて拵えていたのだった。
 仏間の硝子棚にあって、メモだけ取った分については、折を見てここに順次追加して行くつもり。(以下続稿)