瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

遠藤周作『海と毒薬』(4)

 2013年7月10日付(3)にも補って置いたが、その後、改版十版を見た。そこでその続きの草稿を探してみたところ、書き出しが「昨日の続きで」とあって、7月11日付で投稿するつもりが、事情は覚えていないが躊躇して、その後26日まで手を入れていたものの、そのままになってしまっていた。どう直すつもりだったのか、どこまで書いてから上げるつもりだったのか、今更分からぬので、差当り出来ているところまでを、手を加えずに上げて置くこととした。文中「2月8日付」は2013年。

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・角川文庫13377(2)
 昨日の続きでカバーの後述とした部分の比較、及び手拭い柄のカバーについて。
 手拭い柄のカバー、柄は緑褐色。上部にカバー裏表紙折返しから裏表紙・背表紙・背表紙の右上まで、長方形の白紙を載せたようになっていて、その右端、裏表紙折返しの右上には明朝体縦組みで「角川文庫遠藤周作の本」※のところには丸い葉が3つ付いた梢のマーク、1行分空けて「海と毒薬/恋愛とは何か/ぐうたら生活入門/天使/宿敵 上・下/心の海を探る」。裏表紙の右上、明朝体縦組み8行(1行24字)の紹介文があるが、これについては後述。左上のバーコード2つ、ISBNコード・Cコード・定価は改版四版・改版七版・改版九版に一致。背表紙は「え 2-1 遠藤周作  海と毒薬」とやはり明朝体、そして表紙の右上が白の長方形の左端で、製本や裁断によって大きさや位置にズレが生じると思うが、私の見たものについて参考までに記して置くと、縦が8.0cm、その上、天から0.4cmは手拭い柄、表紙に入っている分は横3.1cm。右上に著者名、右下に小さく「角川文庫」、その左に大きく標題がやはり明朝体で入る。
 背表紙の下部、明朝体で小さく手拭い柄に紛れるように「角川文庫」、裏表紙折返しの下部も1.2×5.6cm白くして「装画 てぬぐい SEN(株式会社かまわぬ)/   ©KAMAWANU CO.,LTD.All Right Reserved/装丁 大武尚貴+鈴木久美(角川書店装丁室)」とある。また、表紙折返しの上部も7.4×5.9cm白くして、左上「遠藤周作Shusaku Endo 」として、下に横組み12行(1行19字)の紹介文、これも後述する。
 私の見たものには帯が保存されている。基本的に2月8日付「壺井栄『二十四の瞳』の文庫本(8)」で紹介した角川文庫14733『二十四の瞳』改版七版に掛かっていたものに同じだが、若干異なる。
 長さ37.0cm、幅5.0cmで、表紙折返しはカバーと同じ柄(7.0cm)で左下隅に柄に紛れるように明朝体縦組みで小さく標題、表紙の左7.3cm(0.3cm分は折返し)は白地で下部に横組みで「発見!角川文庫祭 ■には白抜きで「QR/コード付」とある。その上に縦組み明朝体で大きく「俺にはもう/神があっても、/なくても/どうでも/ いいんや」とあり最後に下寄せで小さく「――本文抜粋」とある。右は背表紙から裏表紙に掛けて手拭い柄8.6cm、裏表紙の右7.6cmは横組みで、上部に破線に上下を挟まれて「「発見! 角川文庫祭」フェア実施中の書店にて」とあり「 冊買うとその場でもらえる! /ハッケンくん祭ストラップ」その下にストラップの写真、うち8つはハッケンくんが夏の雑貨とたわむれている柄で、もう1つは紐の附いた「」の上に「シークレット」とある。右下に破線の円があって「全部で/ 種類」、最下部に小さく「*プレゼントはなくなり次第、終了いたします。また、デザインは変更になる場合がございます。」とある。
 裏表紙折返しは横組みで上部は明朝体で大きく「ハッケンくんグッズをもらおう!」赤の装飾線の下線、その下に「文庫を買ったら角川文庫のケータイサイト/「発見!ひろば」にアクセスして、/ハッケンくんグッズをもらおう。」とあり、赤の二重線の下線のある「 冊買うと ポイント」、その右に破線の円「50ポイント」とあって「ブックカバー」の写真、破線の円「200ポイント」とあって写真「トートバッグ New! 」、下部はゴシック体で、左に縦長の黒い四角に白抜きで「応募方法」とあり、その右に横組み5行、1行め太字で「帯を取って裏面のQRコードから「発見! ひろば」にアクセス!」、2〜5行め箇条書きで「*新しいQRコード帯と、これまでの銀スクラッチ帯のポイントは合算できます。/*郵送での応募も可能ですが、ケータイとの重複応募はできません。/*本キャンペーンは予告なく変更、終了する場合があります。/*詳しくは今すぐ「発見! ひろば」にアクセス。」とある。最下部に太字で「お問い合わせ 発見! ひろば事務局」とあって、右に赤い横長楕円に白抜きで「この帯の裏面から/アクセス▲▲」▲は右を向いている。その下に電話番号、その右に小さく受付時間。
 その裏表紙折返しをめくってみると、鉄道の切符のような印刷でQRコード、右脇に縦組みで「角川文庫」とあり、その両脇にコ字型とその反転形の破線。裏面には他に何も印刷されていない。