瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

長尾剛『漱石ゴシップ』(1)

・単行本(1993年10月1日第1刷・1993年10月23日第2刷・定価1165円・ネスコ・253頁)
 新書版上製本*1
 副題がカバー表紙・カバー背表紙・扉には「小説のすき間を/読む」と縦組み2行で、カバー裏表紙には縦組み1行、奥付には横組み1行で入っている。
・文春文庫(1997年6月10日第1刷・定価448円・文藝春秋・251頁)

漱石ゴシップ (文春文庫)

漱石ゴシップ (文春文庫)

 副題はなくなっている。私が見たのは図書館蔵書なので書影に示されている帯も未見。帯には「すっかり見慣れた千円札にも、親しみが湧いてくる。/最新の漱石研究から読みとった、/「文豪」の知られざるエピソード111篇」とあって、246〜248頁「文庫版あとがき」にも特に断っていないが、6篇増補されている。
 帯の下になって見えない記番号は「JN625380D」最下部中央に横組みで「文春文庫」。
 カバー背表紙は群青色で、明朝体で上部に標題、中央やや下に著者名、下部に長方形に白く抜いて[な 34 ]番号は黒、すぐ下にやはり白抜きで「文春文庫○448+税」○のところ文春文庫のマーク。
 カバー表紙折返し、「|著者紹介|」として「長尾 剛(ながお・たけし)」とあって10行(1行15字)の紹介文、下部には何もない。
 カバー裏表紙折返し、横組みで「|文春文庫|夏目漱石に関する本|夏目伸六   父・夏目漱石/〈夏目鏡子 /松岡 譲 筆録漱石の思い出/半藤一利  夏目漱石 青春の旅/<ビジュアル版>*2半藤一利   漱石先生ぞな、もし/続・漱石先生ぞな、もし/長尾 剛   漱石ゴシップ」と上部にあり、下部左寄せ「カバー・南 伸坊」とある。
 カバー裏表紙、右上に2本の横線(4.9cm)に挟まれた間(4.9cm)に明朝体横組みで、

お硬い学術論文も、視点を変えれ/ば漱石文学をもっと楽しむための/ヒントがたくさん詰まった玉手箱。/すっかり見慣れた千円札にも親し/みが湧いてくる知られざるエピソ/ードが次々に飛び出す。『吾輩は猫/である』から『明暗』まで、膨大な/量の論文を咀嚼して、「文豪」のご/高尚なイメージを覆すユニークな/研究の最先端をご覧に入れます。

とある。左上にバーコード2つ、1つめ「9784167336066」2つめ「1920195004487」。右の横線の下に横組みで[な 34 ]とあってその下に「文春文庫」のマーク。その左に「ISBN4-16-733606-5C0195 \448E定価(本体448円+税)」とある。(以下続稿)

*1:2017年6月13日追記】第1刷を見た。定価・頁数は第2刷に同じ、2015年2月8日付(2)に見た帯は保存されていない。今回比較することが出来なかったが、いづれその機会を得たい。【2019年5月12日追記】別の図書館で借りた第1刷と第2刷を比較して見た。やはり帯は保存されていない。異同は奥付(全て横組み)の発行日の1行、明朝体で小さく、第2刷には「1993年10月1日 第1刷  1993年10月23日 第2刷」とあるが第1刷は左半分のみ。

*2:「 青春の旅」のすぐ下。