瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

近藤ようこ『説経 小栗判官』(3)

 昨日は午後外出して帰りも遅くなり、文庫版のカバーの折返しについて詳述する余裕がなかった。昨日の記事に追加するべきなのだがその気力がないまま夜になってしまったので、昨日の記事には手を入れずに、別の記事として補って置く。文字は全て横組み。
 文庫版のカバー表紙折返し、上部に白黒写真(3.2×3.2cm)があってその下に明朝体で紹介文、

近藤ようこ(こんどう・ようこ)
1957年新潟市生まれ。'79年/『ガロ』に投稿、入選。その後/『劇画アリス』でデビュー。'86/年『見晴らしガ丘にて』*1で第15/回日本漫画家協会賞優秀賞受/賞。主な著作に『ルームメイ/ツ』『ホライズンブルー』*2『移/り気本気』などがある。ちく/ま文庫に『見晴らしガ丘にて』*3/『美しの首』*4がある。

とあり、下部に明朝体右寄せで「カバーデザイン 原口健一郎」とある。
 カバー裏表紙折返し、明朝体太字で左寄せ「ちくま文庫から」とあって横線(5.7cm)、以下、左にゴシック体で著者名、右に、右寄せ右揃えの明朝体でやや大きく標題。従って著者名と標題の間の間隔はまちまちであるが、ここでは1字分で統一した。「近藤ようこ 見晴らしガ丘にて*5近藤ようこ 美しの首*6吾妻ひでお 吾妻ひでお童話集/大塚ひかり カラダで感じる源氏物語/〈小松和彦宮田登鎌田東二南伸坊 〉 日本異界絵巻/杉浦日向子 合葬/杉浦日向子 百日紅(上・下)*7杉浦日向子 二つ枕/杉浦日向子 YASUJI東京/俵 万 智 恋する伊勢物語とり・みき 山の音/夏目房之介 男女のしかた/橋 本 治 これで古典がよくわかる*8馬場あき子 鬼の研究/〈福永武彦円地文子   永井龍男谷崎潤一郎〉 お伽草子水木しげる 劇画 近藤勇水木しげる 劇画 ヒットラー諸星大二郎 完全版 マッドメン/や ま だ 紫 しんきらり(全)/や ま だ 紫 新編 性悪猫」の20点21冊が挙がる。
 これは奥付の前の見開きにある目録にほぼ一致する。1頁10点10冊で合計20点20冊。明朝体縦組みで、標題、著者名、1行23字で3行の紹介文。1頁め、1点め吾妻ひでお、2点め大塚ひかり、3点め「テロルの系譜 かわぐちかいじ」はカバー裏表紙折返しにない。4〜5点め近藤ようこ、6点め『日本異界絵巻』、7〜9点め杉浦日向子はカバー裏表紙折返しにあった『百日紅』を欠く。10点め俵万智。2頁めはとり・みきからやまだ紫まででカバー裏表紙折返しに順序も一致。(以下続稿)

*1:ここまでの二重鍵括弧は半角。なお「見晴らしガ丘にて」の「ガ」は一回り小さく「見晴らしヵ丘にて」の「ヵ」に濁点を打った次が表示出来れば丁度良いのだが示せないので仮に「ガ」とした。

*2:この二重鍵括弧は半角、前後は全角。

*3:この二重鍵括弧は半角、「ガ」は前出に同じ。

*4:括弧開きは半角。ルビ「いつく」。

*5:「ガ」はカバー表紙折返しよりもさらに小さい。

*6:ルビ「いつく」。

*7:ルビ「さるすべり」。

*8:これは著者名と標題の間が1字分。