瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

田辺貞之助『うろか船』(3)

 昨日の続きで、1章め「頭のなかの空地」について。
 13頁、1行めに2字下げで大きく明朝体で「頭のなかの空地」とあり、3行分空けて、2行取り4字下げでやや大きく明朝体で1節めの題「頭のなかの空地」がある。2節めからは3行取り。1頁16行、1行43字。章節の末尾に一回り小さく括弧で出典を示す。
「頭のなかの空地」13頁2行め〜。末尾に「(東大、駒場学生新聞)」。
「ある自殺」14頁11行め〜。末尾に「(東大、駒/場学生新聞)」。
「はぜ釣り」16頁8行め〜17頁16行め。末尾に「(毎日新聞、茶の間)」。
「ダービーと女」18頁1行め〜。末尾に「/(東京新聞)」。
「母音字の色」21頁2行め〜。末尾に「(東大、駒場学生新聞)」。
「一高のこと」23頁6行め〜25頁16行め。末尾に「(東大、駒場、消費組/合パンフレット)」。
「奇 遇」26頁1行め〜29頁15行め。末尾に「(中央大学、/白門)」。
「テーブル・スピーチ」30頁1行め〜。末尾に「(渋沢記念会、青竜)」。
「魂にふれる音楽」34頁5行め〜。末尾に「(雑誌P・H・P)」。
「性のめざめ」37頁5行め〜。末尾に「(雑誌『ら・ふらんす』)」*1
「ボーナス談義」40頁2行め〜。末尾に「(『ら・ふらんす』)」。
「I love you」42頁3行め〜。末尾に「(『ら・ふらんす』)」*2
「試験苦」44頁12行め〜。末尾に「(『ら・ふらんす』)」。
「雪踏み」48頁2行め〜。末尾に「(『ら・ふらんす』)」。
「愚連隊」51頁5行め〜。末尾に「(『ら・ふらんす』)」。
「鬼の話」53頁4行め〜55頁16行め。末尾に括弧なし。
「これでは亭主はガマンできない*3」56頁1行め〜61頁10行め。末尾に「(雑誌『日本』)」。
 56頁2行め、6字下げで「偉大なる女の尻」と項見出し。
 59頁12行め、6字下げで「畳はたたくものではない」と項見出し、これは2行取り。

  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *

 続いて2章め「波 の ま に ま に」について。
 章の頭は1章めに同じ。
「波のまにまに」62頁2行め〜。末尾に「(雑誌『ブックス』)」。
「教師と学生」69頁6行め〜。末尾に「(雑誌『報公』)」。
「『川柳』女の一生」79頁2行め〜88頁14行め。末尾に「(雑誌『報公』)」。
 79頁3行め、6字下げで「一、娘時代」と項見出し。
 81頁3行め、1行分空けて6字下げで「二、婚礼の場」と項見出し。
 81頁13行め、1行分空けて6字下げで「三、スイート・ホーム」と項見出し。
 82頁10行め、1行分空けて6字下げで「四、婚礼の場」と項見出し。
 83頁10行め、1行分空けて6字下げで「五、女百態」と項見出し。
 84頁14行め、1行分空けて6字下げで「六、妊 娠」と項見出し。
 85頁12行め、1行分空けて6字下げで「七、家 庭」と項見出し。
「ミイラの花」89頁1行め〜。末尾に「(雑誌『報公』)」。
「女の型」98頁4行め〜。末尾に「(岩波『文庫』)」。
「初日の出を見ざるの記*4」107頁6行め〜117頁7行め。末尾に「(雑誌『報公』)」。(以下続稿)

*1:二重括弧閉じは半角。以下同じ。

*2:題は右を上に横転。

*3:「目次」8頁9行め下段「(五六)」の上に「これでは亭主は/ガマンできない」と2行に割っている。文字の大きさは他の節に同じ。

*4:ルビ「はつ」。