高校時代、運動部に所属していたことは当ブログにもちょいちょい書いた。そして部活名こそ出していないが、既に2016年4月3日付「万城目学『鹿男あをによし』(2)」及び2016年4月3日付「万城目学『鹿男あをによし』(3)」にそれらしく書いたように、実は山岳部なのである。
私の高校時代、山岳部は全く人気がなかった。だから『孤高の人』が漫画になったとか、女子が主人公の山岳漫画とか、若者に登山がアピールしているとか云うのが、どうも信じられないのである。
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大学時代から修士の院生の頃まで、サークルその他の友人と計画を立てて、たまに私の父も加わって、多摩や丹沢に登りに行ったこともある。――父と2人で秩父に出掛けたこともある。父も今や後期高齢者だが、当時はまだ定年前で元気だったから、両神山の清滝小屋に泊まって、翌日両神山に登り、中双里に下山する予定だったが父はそこまで行けそうにないとて白井差に下山し、私は計画通り中双里まで歩き通した。危うく滅多に来ないバスに乗り損ねるところだったことを覚えている。今、清滝小屋は営業していないらしい。白井差へ下る道はその後通行禁止になり、今は有料の新道が通じているようだ。まだ滝沢ダムの出来る前で、工事は始まっていたが、三峰口駅行のバスはまだ旧来の道を走っていた*1。父とはその後どこで落ち合ったのか、覚えていない。当時2人とも携帯電話を持っていなかったし(今でも持っていないが当時は持っていなくて当然の時代だった)どうも謎である。たぶん、後は別々に帰って来たのだろう。
泊り掛けで山に登ったのはこれが最後である。今は全く登らない。(以下続稿)
*1:Wikipedia「滝沢ダム」項を見るに、どうもダム本体工事が始まる前の、住民の移転が済んだ頃だったように思われる。