瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

「木曾の旅人」と「蓮華温泉の怪話」拾遺(144)

・青木純二の経歴(13)横浜での活躍③*1
 昨日の続きで横浜市立図書館デジタルアーカイブ「都市横浜の記憶」にて閲覧出来る『横浜文化名鑑』について。
 155~163頁「文化団体とその動向」は本文には見出しなく目次に拠る。3段組で横浜の文化団体を列挙して行くが、7つめ、156頁上段25行め「横浜現代舞踊家協会」は、26行め~中段13行め、

連絡事務所 横浜市教委社会教/育課【上段】
代表者 森益太郎
役員・会長・森益太郎・顧問・青/木純二・島田豊・賀来琢磨・榊/原帰逸・丸岡嶺・印牧季雄・常/任理事・榊原誠・島田昌子・緒/方多美子・森爽・小池博子
事業内容・昭和二五年横浜現代/舞踊家協会結成第一回舞踊公演/夏季舞踊講習会、オール横浜市/民芸能コンクール参加。市民芸/術祭、昭和二六年舞踊研究会、/昭和二七年現代舞踊発表会等を/開催。

とある。昨日参照した「文化関係者名簿」を見ればこれらの人々についても情報を得られるであろうが、今は名前を挙げるに止めて置く。
 26番め、159頁中段3行め「横浜演芸同好家連盟」は、4~14行め、

連絡事務所 横浜市教委社会教/育課
代表者 高津郷美
役員 会長・高津郷美・副会長/中川金之助・山田吉平・黒柳七/藏・顧問・青木純二・參与・伊/藤豊・理事・粉川平義・北村篤/三・前田利一・島津三郎・山田/孝・松浦健三郎・村田茂・笠原/敏雄・
会員 約七十名

とある。
 27番目、159頁中段15行め「横浜歌謡曲連盟」は、16行め~下段4行め

連絡事務所 横浜市教委社会教/育課
代表者 高津郷美
役員 会長・高津郷美・顧問・/青木純二
主なる会員・小野篁・加藤幸太/郎・辰巳孝保・西堀治雄・木本/福男・田野倉仲義・辻芳男・佐/藤亭治・江川忠一郎・串田照夫/・河田盛一郎・黒川吾郎・土部/利彦・近藤進・横溝亀久江・須【中段】賀川喜美江
事業内容 開港記念バザー協力出/演・歌謡曲コンクール協賛等その/他

とある。見出しの団体名はやや大きく、以下は1字下げだが159頁下段1~4行めのみ1字下げをしていない。
 芸能事務所社長の青木純二は、少なくとも3つの団体の顧問を務めていたのである。(以下続稿)

*1:【2020年1月25日追記】(11)と誤っていたのを訂正。