2019年10月28日付(142)に、横浜市中央図書館開館記念誌編集委員会 編集『横浜市中央図書館開館記念誌 横浜の本と文化』202~205頁「戦後の新聞事情」に青木純二の名が見えることを指摘したが、この節の執筆者、山室清の本に何か記述があるのではないか、と、次の本を借りて来た。
・山室清『横浜から新聞を創った人々』2000年10月10日 初版発行・定価1,429円・神奈川新聞社・285頁・四六判上製本
- 作者:山室 清
- メディア: 単行本
扉の裏には印刷なし。
次いでカラー口絵が4頁(頁付なし)。1頁め、下に横組みゴシック体で極小さくキャプション「横濱貿易新報が明治40(1907)年に導入した3色カラーの紙面 横浜開港50年祭記念号第1面」。紙面の枠内左上に「五/十年/祭紀/念號」とある。上欄外、左詰め「(一)號八十三百九千二第 (日曜木)」右寄りに「日一月七年二十四治明」とある。2~3頁め見開きは「「横浜から新聞を創った人々」30選」顔写真を横に3つ、縦に5つが2頁で合計30人、カラーの意味は余りない。4頁め「横浜の新聞創刊号」は「〈海/外〉新聞」「聞新日毎濵横」「念紀號千二/報新易貿濱横」「横濵貿易新聞」の4種、これも余りカラーの意味がない。
1頁(頁付なし)中扉、隷書体で標題*2。
2~7頁「目次」。8章に分かれていて、それぞれの節の題は頁を添えずに列挙。
8頁(頁付なし)は下部中央に、
本書は、平成十二(二〇〇一)年一月から十月に/かけて神奈川新聞に連載したものを加筆、再編集/したものです。
題字 著者
とある。
9頁(頁付なし)は1章めの扉で上部中央に明朝体太字で大きく「居留地を舞台に」。以下、1節ごとに見開きで、2段組で、偶数頁上段に1字下げ2行取り、明朝体太字で見出し。1段20行、1行21字。奇数頁の上部に図版が入っている。1章めは10~39頁まで15節で、最後の40頁(頁付なし)は幕末から明治初期に「外国人と日本人の協力で生まれた新聞(いずれも創刊号)」3紙の表紙。このような構成は以下の節も同じ。
41~76頁、2章め「日刊紙の先駆者たち」17節。
77~120頁、3章め「東京紙の源流と人脈」21節。
121~156頁、4章め「地方紙を興す人々」17節。
157~196頁、5章め「横浜貿易新報の奮闘」19節。
197~226頁、6章め「横浜新聞人往来」14節。
227~258頁、7章め「一県一紙への道」15節。
259~280頁、8章め「占領と解放の中から」10節。
1頁白紙があって282~283頁「主な参考文献」、284~285頁「あとがき」は「平成十二(二〇〇〇)年十月」付。
頁付があるのはここまでで、285頁の裏に山室氏の紹介。横組みで「著者 山室 清(やまむろ・きよし)」として、以下のようにある。
昭和3(1928)年横浜市に生まれる
昭和27(1952)年神奈川新聞社入社 論説委/員 政経 文化 整理 報道各部長 編集局/次長 出版局長 論説副主幹 社史編集室長/ 馬の博物館参与を経て 現在神奈川新聞社/友 横浜文芸懇話会会長 横浜ペンクラブ理/事
著書に「一隅からの神奈川論」「新聞が戦争に/のみ込まれる時」「根岸の森の物語」(馬の博/物館編)(いずれも神奈川新聞社刊)
日本大学文学部卒
住所 〒234-00×× 横浜市港南区笹下2-××-3
1頁白紙でその裏、下部に横組みの奥付。他は余白。(以下続稿)