瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

祖母の蔵書(37)ナンシー・ピカード

 今のところ寝間の本棚と客間のクローゼットから7点9冊を掘り出した。まだあるかも知れないし、もうないかも知れない。
ハヤカワ・ミステリ文庫『ジェニー・ケイン・シリーズ』宇佐川晶子 訳 早川書房
3030〈HM(164)-1〉『恋人たちの小道』一九九一年七月三十一日 発行・一九九二年 九 月 三十 日 二刷・定価505円・332頁

3160〈HM(164)-2〉『死者は惜しまない』一九九二年四月 十 日 印刷・一九九二年四月十五日 発行・定価583円・405頁3160〈HM(164)-2〉『死者は惜しまない』一九九二年四月 十五 日 発行・一九九四年三月三十一日 二刷・定価621円・405頁
3233〈HM(164)-3〉『結婚は命がけ』一九九二年 九 月十五日 発行・一九九二年十一月十五日 二刷・定価466円・280頁※ 帯あり「国際ミステリ愛好家クラブが贈るマカヴィティ賞最優秀長篇賞受賞/ハヤカワ・ミステリ文庫」書影に同じ。裏表紙側「早川書房の3大ハンドブック」。
3233〈HM(164)-3〉『結婚は命がけ』一九九二年 九 月十五日 発行・一九九二年十一月十五日 二刷・定価466円・280頁
※ 帯あり「国際ミステリ愛好家クラブが贈るマカヴィティ賞最優秀長篇賞受賞/ハヤカワ・ミステリ文庫」書影に同じ。裏表紙側「早川書房の3大ハンドブック」。
3331〈HM(164)-4〉『愛しのわが家』一九九三年四月 十 日 印刷・一九九三年四月十五日 発行・定価602円・392頁※ 帯あり、裏表紙側「おてんばなアマチュア探偵/ジェニー・ケイン・シリーズ」3点列挙、左に『結婚は命がけ』の書影。
3461〈HM(164)-5〉『虹の彼方に』一九九四年二月 二十 日 印刷・一九九四年二月二十八日 発行・定価602円・388頁※ 帯あり「アガサ賞最優秀長篇賞受賞|おてんばなアマチュア探偵から、ますます目が離せない最新作。ハヤカワ・ミステリ文庫」裏表紙側「おてんばなアマチュア探偵/ジェニー・ケイン・シリーズ」4点列挙、左に『愛しのわが家』の書影。
3578〈HM(164)-6〉『悲しみにさよなら』一九九四年十月 二十 日 印刷・一九九四年十月三十一日 発行・定価602円・383頁※ 帯あり「 アガサ賞、マカヴィティ賞の /最優秀長篇賞をダブル受賞!/ハヤカワ・ミステリ文庫|」書影に同じ。裏表紙側「サラ・パレツキー10月下旬来日」
4378〈HM(164)-10〉『扉をあけて』一九九九年四月二十日 印刷・一九九九年四月三十日 発行・定価860円・488頁※ 帯あり「おてんばなアマチュア探偵/ジェニー・ケイン・シリーズ最新作」裏表紙側「ビデオで見るブリティッシュ・ミステリー・シリーズ〈字幕版〉モース警部」の広告。
 2時間ドラマのような素人探偵の小説らしい。ふと2015年12月17日付「Agatha Christie “Death on the Nile”(2)」に取り上げた「トミーとタペンス」を思い出した。
 ダブリで持っていた2点について。『死者は惜しまない』は初刷と二刷の間に2年あるので、気付かずに買ってしまったらしく思われる(そして、二刷のカバー背表紙に折れ目が付いていて、二刷でもしっかり読んだらしく思われる)のだが、『結婚は命がけ』は全く同じ帯の掛かった二刷が2冊ある。どうしてこういう買い方をしたものだか、――世の中には無理に解釈出来ないことが多々あるものだと歎息せざるを得ない。(以下続稿)