瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

祖母の蔵書(166)競作

 次の本は8月10日にメモして、新古書店に持ち込んでいる。
創元推理文庫 M ん 3 1/400 52 若竹七海 ほか『競作 五十円玉二十枚の謎』2000年11月17日 初版・定価740円・東京創元社・409頁

 客間のクローゼット左側の床の上にあった段ボールより。書店名の入っていない、象形文字を並べたカバーが掛かっていた。
 次の本は7月16日にメモして、やはり新古書店に持ち込んだ。
文藝春秋 編『私の死亡記事』二〇〇〇年十二月 十 日第一刷・二〇〇一年 一 月十五日第三刷・定価1524円・文藝春秋・215頁・四六判上製本※ 帯あり
※ 巻三つ折のチラシ「文春新書 既刊案内 2000年12月」挟まる。裏側に本書の広告。
 こういう本は本人が生きているうちは洒落で済むが、死んだ後になって見ると全く笑えない。

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 この2冊、どう扱うべきか迷って別々にメモを取っていた。アンソロジーとは違う。さて、どうしたものかと思っていたのだが、前者の標題にある通り「競作」として纏めれば良いと思い付いて、2冊だけだが1記事にして置く。
 これ以外にも複数作家が同一テーマで書いた文章を集めた本が幾つかあって、忠臣蔵などテーマで記事に立てられるものはそこに含めれば良いが、そうでない場合、誰かのところに紛れこませるのも変だ。よって「競作」とは少々違うようにも思うのだが、窮したらここに追加して行くことになろうかと思う。(以下続稿)