瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

道了堂(123)

・地域批評シリーズ(3)
 10月22日付(122)の続き。
 ①第2章=②第3章以降も出来ればざっと眺めて置きたいところだが、ぐずぐずしている間に返却期限も迫って来た。それから、前回の記事で取り上げた2つの章についても細かく見て行くと図版やコラムに出入りがあり、また本文にも手が入っていることと思うが、そこまで見ていると大変な手間になるので、さらりと素っ飛ばして本題に入ろうと思う。
 ①B5判「第1章 八王子市ってどんなトコ?」の章末、52頁に「八王子市コラム①」として載る「八王子ミステリーツアー」は②文庫版では「第2章 多摩を束ねた八王子の歴史」の章末、92~94頁に「八王子市コラム 2」として収録されている辺りの事情は前回見た通りである。なお①は1頁に収めたコラムなので横組みだが②は本文と同じ縦組みとなっている。
 その「八王子ミステリーツアー」は図版は1点、①52頁上②93頁上「史跡 八王子城跡」碑の写真のみを掲載しているところからも察せられるように、①52頁左8行め②92頁7行め「八王子城を筆頭として」幾つかの場所を、簡単に、軽いノリで取り上げたものである。
 そんなに重要な記述がある訳でもないが①52頁左1~7行め②92頁3~7行め「八王子城」と、続く①52頁左11~17行め②92頁10行め~93頁1行め「大和田刑場」は、当ブログでは独立した記事としているので別に取り上げよう。次いで心霊スポットめぐり」に荒らされた場所として「真(まこと)の道」そして「かつてあった八王子中央病院や旧相武病院」の名を挙げる。但し「かつてあった」とするが八王子中央病院は別の病院になっており、旧相武病院も建物はそのまま残っている。――私は廃墟・廃村・心霊スポットに全く興味がないとは云わないが、わざわざ出掛けて見ようとは全く思わないので、さっきネット検索して場所を確かめ、今昔マップ on the web や Google の空中写真などで昭和以来の建物が現在も残っていることを確認したまでなのであるが。
 続く段落(①52頁右5~13行め②93頁13行め~94頁4行め)で道了堂跡に言及している。改行箇所は①を「/」②を「|」で示した。句読点は②は全て全角、鉤括弧開きも②は全角である。

 これら以外にも、上柚木公園や、本編でも|述べた/鑓水の道了堂跡、同じく鑓水の八王子|1、2、3ト/ンネルなどなど、まだまだ心霊|【93】スポットはワンサ/カとある(特に鑓水は多いんだよなあ)。とはいえ、/城址や|刑場のように古い歴史があるものや廃病院/などなら分かるが、それ以外の場所|に関しては、近/年に殺人事件があったり、交通事故が頻繁に起き/たりしている|場所。なぜ八王子にはそんなヘンな/場所が多いんだ?


「本編」については次回に回す。「殺人事件」は何を指しているのであろうか。
 もう1段落あるがこれは心霊ではない「恐怖スポット」を取り上げて茶化して見せたもので取り上げるに及ばない。(以下続稿)