瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

図書館派の生活(2)

 一昨日の夕方に全国の小学校・中学校・高等学校の休校が突然要請されて、それに倣ってか、先週辺りから行事の中止を告知していた都内・都下の公立図書館が、昨日辺りから休館すると言い出した。では休館期間に当たってしまった返却期限も延びるのかと思って「利用状況」を見るに、返却期限はそのままで「延長」ボタンもない。そこで「休館のお知らせ」を再度見るに、完全に休館するのではなくて、貸出資料の返却と予約資料の受取りは出来るようだ。つまり受付だけやっていて、開架には入れないし閲覧席も使えない。まだ休館と決めていない市区の図書館もあるけれども、今後どうなるか分からない。

  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *

 そういえば、非常勤講師が休講になると無給になる、と云う Tweet が多数 Retweet もしくは ♡ されていたが、契約によっては長期休暇(すなわち8月分)が無給になることはあるが、大抵は月給になっているので授業がなくなって直ちに干上がる非常勤講師の方が少ないはずである。今の時期大学の授業は終わっているはずだから中学か高校の非常勤講師なのだろうけれども、今回の要請のために学年末考査をしないことになっても、学年の成績は出すわけだからそれは授業担当者が1学期・2学期の成績に3学期の平常点を加味して算出する訳で、そのデータ算出・入力のために3月に1日でも出勤すれば給与は出るはずだ。いや、月給制ならたとえ3月出勤しなくても(8月分と同様に)出るはずである。賞与のあるところも多い。もちろん、そもそもが薄給なのだけれども。
 或いは、件の tweet をした人は出勤のない月は無給になってしまう、すなわち今回のような特殊な事由でも出勤しなければ無給になるのかも知れない。しかし大抵の非常勤講師はそうではない*1。――ある部分の状況を、全体に当て嵌まるかのように広められてしまうことには疑義を差し挟まないではいられないのである。

  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *

 それにしてもマスクが手に入らない。ほぼ2ヶ月分のマスク1箱の買い置きがあって、花粉飛散前から喉が乾かないよう使い始めていたのだが、残り少なくなって来た。花粉症になって以来、シーズン中はずっとマスクをしている。しかし、密閉出来ない築45年の家に住んで、洗濯物も外に干してそれで著しい症状も出ない(1日1回の薬を飲む就寝前に目がかゆくなったり鼻水が少々出たりする)程度だから、外出しなければマスクなしで済んでいる。しかし外出時にマスクをしないで1日過ごしたらどうなるのか、それは試したことがないから分からない。それでも平気なら、別にマスクなんかしなくても良いのだけれども。
 いや、症状がない訳ではない。シーズンになると鼻の中に瘡蓋が出来る。いや、もう症状が出ていないだけで新型コロナウィルスに感染しているのかも知れない。いや、微熱もないし咳も出ないんだけれども、それで平気なのかも分からない。とにかく花粉症のせいで5月くらいまでずっと鼻の粘膜に炎症があるから、そこから感染するのだとすれば甚だ危ない気がするのである。だからせめて、マスクくらいはしようと思うのだが、しかし何処に行けばあるのか。しかし、這い擦り回ってまで買いに行こうとは思わないから、ガーゼを挟んで薄汚れるくらいまで使ってやろうと思っている。

  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *

 さて、明日は返却期限の図書館もないので別に出掛けなくても良いのだけれども、休館になってしまう前に自転車に乗って久し振りに某市立図書館に出掛けようかと思っている。――休校による親の休業補償と同時に、休館に伴う返却期限の延長措置も(某市の図書館は今後対応するみたいなことを告知していたが)図書館派としては是非とも検討していただきたいのである。無理に返しに来なくても良いと云う告知を出している図書館もあったけれども。

*1:3月8日追記】この件について、ここに「追記」として3月8日に書いた内容を独立(?)させて3月8日付(3)の後半に移した。