放映中の大河ドラマ「軍師官兵衛」の、藤村志保(1939.1.3生)のナレーションを聞いていて、平成21年(2009)1月2日放映のTVドラマ「寧々〜おんな太閤記」を思い出しました。
ちなみに藤村氏は残念ながら骨折のために第6回(2月9日放送)までで降板してしまいましたが、2月16日の第7回に、別人に替わったのに気付いた、というか、藤村氏のナレーションが入らなくなったことに気付いたときには、降ろされたのかと思いました。
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そんなことを思い出したせいか、何だかまだ元気だった頃の森氏が見たくなって、見たことのないドラマですが、図書館で見掛けて借りて見たのでした。 NHK「水曜シリーズドラマ」の1作で平成10年(1998)10月から12月に12回放映されたもので、森氏を始めとしてとにかく出演者が若い。ドラマの内容については、気が向いたら改めて突っ込んで見ることにしましょう。
中でも私の気になっているところは、――主人公・大新聞の敏腕政治記者大野彰(風間杜夫)が、系列のカルチャースクールに出向させられることで、様々な波瀾が生じることになるのですが、次期政治部長が確実視されていた大野が突如左遷された理由が、はっきり説明されていません。その理由は1つしか思い当たらないのですが、本人は当初、全く気付いていない(らしい)のです。それが少々不自然なような気もしつつ、しかしそれは受け止め方の違いという奴で、本人にその気はなかったのに相手が頗る不愉快になっていた、と云うことなのでしょう。最終回まで見ると、流石に本人も気付いているように思えるのですが、それを改めて振り返るようなことをしていません。そして、最近のドラマは説明過多だと改めて思うのです*1。……尤も、私の見当が外れているかも知れませんが。いづれ、DVDで見ようと云う人の参考までに、ここに書いて置こうと思います。
このドラマについても、ネット上には殆ど情報がありません。現在芸能活動をしていない(らしい)出演者については、本当に情報がありません。仮にネットに何かあったとしても、放映から15年を経過して、ページがなくなっていることもありましょう。昭和末年から、ブログの一般化する以前の平成1桁辺りまでのことは、ネット上ではかなり情報が希薄な気がします。今は逆に、過剰にtwitterやら何やら(個人の意見です)が氾濫していますけれども。
*1:ホラーのドラマは逆に説明が少な過ぎるような。【2020年6月6日追記】この「理由」については(DVDを見直す機会がないままですが)2020年6月5日付(2)に述べて置きました。